子どもと作ろう「台湾風ふわふわかき氷」イマドキ家電で会話量UP

 「かき氷ってこんなんだったっけ?」ふと自分が子どもの頃の記憶をさかのぼってみるも、こんな見た目のかき氷は記憶にございません。

趣味・娯楽 小学生
氷の受け皿は完全にチョイスミスだが氷が出てくる速さに子どもたちも驚愕、しかし楽しそうだ
  • 氷の受け皿は完全にチョイスミスだが氷が出てくる速さに子どもたちも驚愕、しかし楽しそうだ
  • 試しに自宅の手動かき氷器と見比べてみた。一見するとかき氷器とは思えない
  • 手前のボタンが昔のかき氷器でいうところのハンドルの役割を備える。このボタンが負のコミュニケーションに終止符を打つ
  • レシピを見ながら、子どもの発想をプラスして、などワイワイ楽しく氷が作れる
  • 氷ができあがるまでには次の氷のアイデアを考える時間に。負のコミュニケーションはなくなり楽しい時間が増える
  • レシピを見ながら仕込んだ氷を手に、子どもたちもご満悦な模様
  • 付属の製氷カップは作った氷が子どもの力でもスルッと出せる。その手軽さに子どももニコリ
  • レシピで作った台湾風かき氷。フワフワでこれが本当にかき氷かとビックリ、子どもは終始ご満悦
 「かき氷ってこんなんだったっけ?」

 ふと自分が子どもの頃の記憶をさかのぼってみるも、こんな見た目のかき氷は記憶にございません。

 “ザクザクと氷を荒々しく削って、その上にイチゴだのメロンだのレモンだのといったシロップがかかっているもの、口にかきこむ最中に溶け出したら一気に飲むもの”

 「電動ふわふわとろ雪かき氷器」は、私が持つかき氷とはそういうものだというなんとも昭和でオッサンくさいイメージを大きく覆したのであります。

■一見するとおよそかき氷が出てくるようには見えないデザイン

 まず何より、チラ見しただけではおよそこれが電動かき氷器だとは思えないデザイン。なにも説明されないままだとミニサイズのウォーターサーバーかと勘違いしてもおかしくないデザイン性の高さ(褒めてます)なのです。

試しに自宅の手動かき氷器と見比べてみた。

 「夏」「暑い」「かき氷食べたい」これらの条件が満たされるときがくるまで、人知れず所定の位置でその出番を待ちわびているのがかき氷器の宿命と思っていました。しかし、このデザインなら、少なくとも夏の間、ずっとリビングテーブルの上にセットしていてもなんら違和感すら感じさせない、シンプルながらしっかりと自己主張できるかき氷器だとお見受けしました。

■イマドキかき氷にはレシピがある! そこにあるのは楽しいコミュニケーション

 さて、本題から少し横道にそれてしまいますが、イマドキのかき氷ってレシピがあるってご存知でしたか?恥ずかしながら私、この「電動ふわふわとろ雪かき氷器」を手にするまでまったく知りませんでした。

 付属としてついていた「かき氷アレンジレシピ」を目にした瞬間、これは子どもとのコミュニケーションにもピッタリだとビビッときたわけです。

 子どもがまだ小さいうちはかき氷作りに参加させることってあまりないんです。あくまで我が家の場合ですが、刃に触れてケガをするかもしれない、手動だと途中で力尽きて氷が溶けてしまうなど、様々な理由をつけて待たせるだけになっていた気がします。

レシピを見ながら、子どもの発想をプラスして、ワイワイ楽しく氷が作れる

 付属のレシピにはチョコレート氷やいちごミルク氷といった子どもの大好物から、チーズケーキ氷といった大人も思わず唾を飲むようなものまで、6種類のかき氷レシピが用意されています。氷自体に味をつけて削っていくのですが、材料を混ぜて凍らせるだけというものが多く、氷作りから楽しむ時間を共有できるのもポイントです。

付属の製氷カップで作った氷を使用する

 子ども目線で考えてみると、待ってるだけだと何も楽しくないんですよね。楽しいのは「冷たい」と言いながらかき氷を食べているときくらいで。その点、このレシピがあれば、親子で氷作りから楽しめるわけです。

■押すだけ簡単!あっという間にかき氷が完成!

 時刻は午後3時を回り、1日の中でも気温が最高気温に近くなるころ、子どもたちはかき氷を食べたいと騒ぎ出します。電動かき氷器のメリットは、そんな子どもたちのニーズに素早く答えることができるところにあります。

手前のボタンが昔のかき氷器でいうところのハンドルの役割を備える。

上部に備わる大きなつまみを回すと本体が分離

 上部に大きく備わる取りはずしつまみをLOCKからOPEN側に回転させるとと本体部とトレイに別れ、その中に氷を入れてセットします。押さえながら開けようとしてしまいがちですが、持ち上げる感覚だとスッと外せます。

レシピを見ながら仕込んだ氷を手に、子どもたちもご満悦な模様

付属の製氷カップは作った氷が子どもの力でもスルッと出せる。その手軽さに子どももニコリ

 投下した氷が、ボタンをポチッと押している間だけ削られて出てくる様子を目にすると、手動で氷を削ることにあまり深い意味なんてなかったんだなと痛感させられます。

 待ちくたびれて不機嫌な子どもの顔を横目にイライラしながら山盛りになるまで削ってできたかき氷は、当然ながら削りだし始めの氷はすでに水へと戻っているわけですが、それが電動になっただけでものの数秒、指先ひとつですぐ完成するのです。

 イライラする暇も、子どもが待ちくたびれて不機嫌になる暇すら与えない圧倒的速さ。

氷の受け皿は完全にチョイスミスだが氷が出てくる速さに子どもたちも驚愕、しかし楽しそうだ

 ボタンを押せば驚きの速さで氷が出てくることがわかった子どもたちが次に発見したのが調整ネジの存在。本体向かって正面から奥に回すと氷が細かく、手前側に回すと氷が荒く削られて出てきます。

 レシピにならって作った氷を削ったところ、これまで見てきたいわゆる普通のかき氷とはまた違い、薄くスライスしたような形で出てくることに子ども共々驚き、調整ネジを前後に回すことでその姿形を面白いように変えるイマドキかき氷に作る楽しみが見出せます。

 子どもも感覚的にそれがどんな役割を持っているのかわかったようで、ボタンを押していた指を離して調整ネジを回し、出てくる氷の粗さやフワフワ感を見事に調整している姿に成長を感じるとともに、子どもの創造力はかき氷を通じて生まれるのかも…と思ったほど。

■電動かき氷器を使うと笑顔しか出てこない!

 電動かき氷器のメリットは端的にいうと手動かき氷器では実現できない速さと手軽さでかき氷が作れるという点です。これら2点は誰もが購入前に想像するに容易いところですが、実はそれ以外の場面でも大きなメリットがあると実感したわけです。それが先述したイマドキかき氷レシピで子どもたちがかき氷を作る前準備から楽しめること、氷ができるまでの時間を楽しめること、サクッと作ってじっくり食べることを楽しめること。つまり、親も子もずっと笑顔でかき氷が楽しめるということです。

レシピで作った台湾風かき氷。フワフワでこれが本当にかき氷かとビックリ、子どもは終始ご満悦

 ちなみに…手動かき氷器で汗だくになりながらかき氷を作った結果、1つ作り上げるのに7分22秒もかかってしまいました。

手動で作ってみた。電動かき氷器と同じくフワフワに作れるはずが、これだけ時間がかかると溶けるのは当然…

 かき氷1つ作るのに7分弱かかっていては、子どもが待ちくたびれ、不機嫌になる気持ちもわかる気がしますね。

 そういうわけで、『電動ふわふわとろ雪かき氷器』は、サッと思いつくメリット以上に、家族の時間を楽しいものにする夏の家電ということで間違いありません。今年の夏も残すところあと1ヵ月を切ってしまったところではありますが、家族のコミュニケーションを楽しく図れる機会はかき氷に残されていますよ。

 夏季休暇がもう間もなくという世のお父さん、お母さん、子どもとのコミュニケーションに電動でさくっと作って笑顔になれる「かき氷」を挟んでみてはいかがでしょう。

【イマドキ家電】第1回 子どもにも作れる“台湾風ふわふわかき氷”!電動かき氷器が変えるコミュニケーション

《空閑叉京@RBB TODAY》

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