塾専用「英検アプリ」9/1リリース、タブレット指導で講師の負担減

 都内でタブレット学習塾を運営するメイツは、学習塾専用の「英検アプリ」を9月1日にApp Storeにてリリースする。英検5級~準2級までに対応しており、講師の負担を最小限に抑えて英検対策指導ができる。

教育ICT 先生
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 都内でタブレット学習塾を運営するメイツは、学習塾専用の「英検アプリ」を9月1日にApp Storeにてリリースする。英検5級~準2級までに対応しており、講師の負担を最小限に抑えて英検対策指導ができる。

 2020年度の教育改革において、英語は現在の「読む・聞く」の2技能の評価から、「読む・聞く・話す・書く」の4技能の評価に変わっていく。また、民間の資格や検定試験を導入する方針であり、今後、さらに英検の需要が高まっていくことが予想される。

 通常、学習塾が英検講座を開くためには、指導カリキュラムを用意し、指導ノウハウを持つ講師をそろえ、リスニング対策環境を整えるなどの準備をする必要がある。そこでメイツは、講師の負担を最小限に抑えて英検対策指導ができる「英検対策アプリ」を開発した。

 英検アプリは、英検教材3冊分の内容を収録。「診断テスト」「大問別対策」「単語力強化」の3つの学習メニューで構成されている。「診断テスト」と「大問別対策」にはリスニングも収録されており、「診断テスト」「苦手発見」「苦手克服」のサイクルで生徒が自ら学習を進めていくことができる。

 講師は、学習の進捗確認や生徒のやる気を引き出す声がけ、生徒が解説で詰まっているときの質問などに対応。1回90分の指導で、生徒20人程度までの指導が可能になる。

 メイツが運営する学習塾で「英検アプリ」を導入したところ、英検3級の合格率が全国平均55%程度のところ、2016年度第3回が約87%、2017年度第1回が約83%であったという。9月1日にリリースされるので、10月に実施される2017年度第2回英検の対策にも活用できる。

 アプリの利用料金は、1人あたりの年額で準2級が4,000円、3級が3,800円、4級が3,600円、5級が3,300円(いずれも税別)。Wi-Fi環境があればiPad1台から導入できる。導入サポートとして機能説明書、運用マニュアルを用意しているほか、電話やメールでのサポートも行っている。導入にあたり、電話やWebサイトより問合せを受け付けている。

◆英検アプリ
推奨環境:iPad iPadmini2、4/iPad Air2/iPad Pro9.7inch (いずれもiOS9.3 以上)
リリース級:英検5級~準2級
リリース開始日:2017年9月1日(金)~ ※App Storeよりダウンロード可能
利用料金(1人あたり年額):準2級4,000円、3級3,800円、4級3,600円、5級3,300円(いずれも税別)
《外岡紘代》

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