「中秋の名月」を楽しもう、月の裏側も観察…日本科学未来館のお月見

 日本科学未来館は9月13日~10月6日、「中秋の名月 未来館でお月見!2017」を開催している。直径6メートルの球体ディスプレイ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」での月の上映やパネル展示、ミニトークが行われている。

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中秋の名月 未来館でお月見!(画像:日本科学未来館提供)
  • 中秋の名月 未来館でお月見!(画像:日本科学未来館提供)
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 日本科学未来館は9月13日~10月6日、「中秋の名月 未来館でお月見!2017」を開催している。直径6メートルの球体ディスプレイ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」での月の上映やパネル展示、ミニトークが行われている。

 毎年恒例のお月見イベントでは、未来館のシンボル展示「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」に月周回衛星「かぐや」がとらえた月面のデータを映し出す。地上からは見ることができない月の裏側も含めた、未来館でしか味わえない昼間の「お月見」を楽しめる。

 土星には「タイタン」や「エンケラドゥス」など、62個の衛星が見つかっている。パネル展示では、アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の土星探査機「カッシーニ」がたどった軌跡とともに、土星の衛星やリング誕生の話、特に注目されている2つの衛星について紹介する。

 サイエンス・ミニトークでは、太古の地球の環境や、生命が誕生したようすを理解する手がかりが見つかると期待されている、地球に似た環境を持つ土星の衛星「タイタン」の魅力を、最新の研究成果とともに深掘りしていく。平日は午前11時半~午前11時45分、土日祝日は午後3時半~午後3時45分まで。事前申込み不要。

◆中秋の名月 未来館でお月見!2017
開催期間:2017年9月13日(水)~10月6日(金) ※火曜は休館日
開催場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
開館時間:10:00~17:00(入館券の購入は閉館30分前まで)
入館料:大人620円、18歳以下210円/団体(8名以上)大人490円、18歳以下160円
※6歳以下の未就学児は無料
※土曜日は18歳以下無料
※障がい者手帳所持者は当人および付添い者1名まで無料

【The Moon on Geo-Cosmos ~ジオ・コスモスでお月見~】
上映時間:1回目10:50、2回目11:50、3回目12:50、4回目13:50、5回目14:50、6回目15:50 各回約5分間
場所:日本科学未来館1~5階「地球とつながる」内 ジオ・コスモス

【パネル展示 62の「月」が織りなす多彩な世界~土星探査機「カッシーニ」が見たリングと衛星群】
開催場所:日本科学未来館5階「世界をさぐる」内

【サイエンス・ミニトーク 土星の衛星タイタンから探る太古の地球のナゾ】
開催時間:平日11:30~11:45、土日祝15:30~15:45
※2017年9月23日(土)・24日(日)は平日と同じ時間に実施
開催場所:日本科学未来館5階「世界をさぐる」内 コ・スタジオ
参加方法:事前申込み不要。直接来場する
《外岡紘代》

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