【高校受験2018】福岡県立高校、定員22,960人…修猷館など14校で学級減

 福岡県は9月29日、平成30年度(2018年度)の福岡県立高校の入学定員を発表した。県立高校全日制は、修猷館など14校で1学級減り、全体では前年度より560人少ない22,960人となる。一般入学者選抜は平成30年3月7日に実施される。

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中学校卒業者数の推移(全県)
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  • 通学区域の変更
  • 平成30年度福岡県立高校入学者選抜日程(一般・推薦)
 福岡県は9月29日、平成30年度(2018年度)の福岡県立高校の入学定員を発表した。県立高校全日制は、修猷館など14校で1学級減り、全体では前年度より560人少ない22,960人となる。一般入学者選抜は平成30年3月7日に実施される。

 平成30年3月の福岡県の中学校卒業見込者数は、約46,400人。平成29年3月実績の約47,500人と比較すると、約1,100人の減少が見込まれている。これを踏まえ、平成30年度の県立高校全日制の入学定員は、中等教育学校後期課程を含め、前年度比14学級560人減の574学級22,960人とする。

 学級減となるのは、全日制普通科では小倉南、小倉西、小倉東、八幡中央、光陵、新宮、香椎、太宰府、修猷館、筑前、福島、嘉穂総合の12校。

 全日制専門学科では、八女農業(農業科)、東鷹(家庭科)の2校。八女農業は、定員設定を学科ごとの設定から、4学科一括設定に変更する。

 定時制は、前年度から1学級40人の減少。通信制、県立中学校、県立中等教育学校は、平成29年度と入学定員に変更はない。

 一方、市(組合)立高校は、前年度比1学級40人減の57学級2,280人。久留米市外三市町高校組合立三井中央が、平成30年度から「普通科・ビジネス科」を「総合学科」に改編、定員を4学級160人から3学級120人とする。

 また、通学区域の変更として、北九州市立が北九州市の区域から県内全域に拡大。戸畑、若松、朝倉、小郡、三潴が出願可能な地域を追加。熊本隣接地域(大牟田市内)の学校である三池、三池工業、大牟田北、ありあけ新世に他県生徒の受入れ枠(入学定員の5%以内)を設定する。

 平成30年度福岡県立高校入試は、一般入学者選抜の学力検査が3月7日、推薦入学者選抜の面接・作文・実技試験が2月6日と7日に実施される。合格発表は3月15日。
《奥山直美》

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