スパコン「京」が快挙…HPCGランキング3期連続世界1位に

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 理化学研究所(理研)と富士通は2017年11月15日、スーパーコンピュータ「京(けい)」が国際的な性能指標ランキング「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」において3期連続の世界1位を獲得したと発表した。産業利用など、実際のアプリケーションにおける高い性能が証明された結果の快挙だという。

 HPCGは、連立一次方程式の処理速度を競う「LINPACK」や、グラフ解析の性能を競う「Graph500」とは異なる視点でスーパーコンピュータの性能を測る指標。より多くの視点から評価するための新しい国際的なベンチマークとして、2014年からランキングが発表されている。

 HPCGランキングは、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する世界最高峰の国際会議「SC17」で発表された。SC17において同時に発表された「TOP500」ランキングでは第10位となったが、HPCGでは2016年11月から3期連続で首位を獲得。TOP500で「京」より上位にランクインし、京の約9倍のスコアを出した「神威太湖之光(中国)」などをHPCGスコアでは上回り、「京」が産業利用などの実際のアプリケーションをより効率的に処理できることが示されたという。

 スーパーコンピュータ「京」は、文部科学省が推進する「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築」プログラムの中核システムとして、理研と富士通が共同で開発を行っているスーパーコンピュータ。今回のHPCGでの結果のほか、「Graph500」においても5期連続で世界1位を獲得するなど、高い性能が評価されている。
《畑山望》

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