神奈川で感染性胃腸炎増加、ノロウイルス食中毒警戒情報発令

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神奈川県のノロウイルス食中毒発生状況
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  • 神奈川県感染症情報センター 神奈川県感染症発生情報(47週報) 2017年47週(11月20日~11月26日)の報告数・定点あたり報告数 その1
 神奈川県は平成29年12月4日、感染性胃腸炎の患者数が3週連続で増加したことから「ノロウイルス食中毒警戒情報」を発令。飲食店や集団給食施設などの営業者および消費者に向けて、食中毒予防の注意喚起を行った。発令期間は平成30年3月31日まで継続する。

 ノロウイルスを原因とする食中毒は毎年、秋から冬にかけて多く発生。「感染性胃腸炎」の多発時期と深い関連性があり、「感染性胃腸炎」患者が増加傾向にあると、その後にノロウイルス食中毒の発生の増加傾向が認められるという。平成28年には神奈川県内で92件の食中毒が発生し、そのうち31.5%がノロウイルス食中毒によるものだった。

 神奈川県感染症情報センターの週報を見ると、感染性胃腸炎の定点あたり患者報告数は第44週(10月30日~11月5日)の2.88人から、第45週(11月6日~11月12日)に3.35人、第46週(11月13日~11月19日)に4.69人、第47週(11月20日~11月26日)に5.27人と増加している。前週の値に比べ3週連続して増加したことから、県は「ノロウイルス食中毒警戒情報」を発令した。

 発令に伴う県の対応として、飲食店(仕出し屋、弁当屋、旅館、すし屋、一般食堂)、集団給食施設、惣菜製造業、魚介類販売業・加工業などの営業者に対し、従事者の手洗いおよび健康管理・衛生管理の徹底などについて、監視指導などの強化をかかげている。消費者に対しても、食品の取扱いに注意して予防対策を万全にするよう呼びかけた。

 県Webサイトに掲載された家庭での予防ポイントでは、石けんを使った手洗いの励行、調理器具の洗浄の徹底および消毒のほか、カキなどの二枚貝の取扱いには十分に注意し、中心部まで加熱調理(85度~90度で90秒以上)することをあげた。また、嘔吐物や排泄物などを処理する場合は直接触れないようにし、触れた場合には石けんを使ってよく手を洗うようアドバイスしている。
《黄金崎綾乃》

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