【センター試験2018】受験上の注意、試験前に確認する4項目

 大学入試センターは平成29年12月8日、平成30年度(2018年度)試験の情報として「受験上の注意」「試験問題冊子の注意事項などについて」「解答科目欄の不適切なマーク例」を掲載。センター試験を受験するにあたって気をつけなければならない注意事項をまとめている。

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  • 地理歴史、公民における正しいマーク例(第1解答科目で「日本史B」、第2解答科目で「政治・経済」を解答する場合)
  • 地理歴史、公民における不適切なマーク例(第1解答科目の解答用紙に2科目分をマーク)
  • 地理歴史、公民における不適切なマーク例(同一名称を含む科目の組合せで2科目をマーク)
  • 地理歴史、公民における不適切なマーク例(第1解答科目と第2解答科目の解答科目欄に同じ科目をマーク)
 大学入試センターは平成29年12月8日、平成30年度(2018年度)試験の情報として「受験上の注意」「試験問題冊子の注意事項などについて」「解答科目欄の不適切なマーク例」を掲載した。センター試験を受験するにあたり、気をつけなければならない注意事項をまとめている。

 平成30年度(2018年度)大学入試センター試験は、平成30年1月13日(土)・14日(日)に実施。平成29年12月8日に発表された志願者数(確定)によると、前年度(平成29年度)より6,702人増の582,669人が出願している。大学入試センターはWebサイトに掲載した「受験上の注意」にて、センター試験を受験するにあたっては「受験上の案内」と「受験案内」をよく読み、当日は「受験上の注意」を持参するよう記している。

試験前に必ず確認すること4つ



 試験前に必ず確認するべきこととして、4つの項目を示した。まず、試験当日は、受験票の受験教科名欄に「○」が表示された教科(登録した教科)以外を受験することはできない。万一、登録していない教科を受験しても、その教科は採点されないため注意する。

 「地理歴史、公民」の受験科目数と「理科」の科目選択方法は、試験当日に変更できない。また、「地理歴史、公民」と「理科2」の試験について、「2科目受験する」と登録した場合は、試験当日に1科目のみ受験とすることは不可。このため、遅刻者の試験室への入室限度(「地理歴史、公民」は午前9時50分、「理科2」は午後3時50分)までに入室しないと、後半の第2解答科目を含めて受験できなくなる。なお、第1解答科目のみを受験して、途中退室することもできない。

 そのほか、受験する教科によっては、「倫理」と「倫理、政治・経済」のように類似の名称の科目が同一の問題冊子に編集されている。解答する科目が掲載されているページを間違えないように、よく確認することを促した。

解答用紙の様式見本を確認



 「試験問題冊子の注意事項などについて」では、試験問題冊子の注意事項、解答用紙の様式(見本)を掲載。「地理歴史」「理科1」「数学1」「数学2」「理科2」について、確認できる。

 さらに「地理歴史、公民」「理科1」「理科2」については、選択した科目のマークミスが生じやすいため、解答科目欄の「正しいマーク例」と「不適切なマーク例」を示している。誤ってマークした場合は適切に採点されず、場合によっては個別学力検査の出願資格を失う場合もあるという。マークする際は十分注意したい。

 「受験上の注意」「試験問題冊子の注意事項などについて」「解答科目欄の不適切なマーク例」は、大学入試センターのWebサイトで確認できる。そのほか、センター試験利用大学の入試情報なども掲載されている。
《黄金崎綾乃》

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