学園祭グランプリ2017、MVPは東京外国語大学

 ぐるなびと東京地下鉄が共同で運営するサイト「レッツエンジョイ東京」は、首都圏の大学祭ナンバーワンを決定するコンテスト「学園祭グランプリ2017」の表彰式を行い、結果を発表した。MVPに選ばれたのは、東京外国語大学 府中キャンパス「第95回 外語祭」。

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学園祭グランプリ2017 MVPに輝いた東京外語大学「外語祭」実行委員会と留学生
  • 学園祭グランプリ2017 MVPに輝いた東京外語大学「外語祭」実行委員会と留学生
  • 2017年度「外語祭」のようす
  • 2017年度「外語祭」のようす
  • 多言語に対応した案内パンフレット
  • SNSへの投稿を促す仕掛けも展開
  • 学園祭グランプリ2017 トップ10
  • 各部門賞
 ぐるなびと東京地下鉄が共同で運営するサイト「レッツエンジョイ東京」は、首都圏の大学祭ナンバーワンを決定するコンテスト「学園祭グランプリ2017」の表彰式を行い、結果を発表した。1位(MVP)は東京外国語大学 府中キャンパスの「第95回 外語祭」だった。

 今回で9回目の開催にあたる「学園祭グランプリ」は、首都圏にある大学の学園祭ナンバーワンを決めるコンテスト。2017年は、過去最高の110キャンパスが参加した。より公正な選出を行うために審査方法を一新し、1次審査となる書類審査では、現役の学園祭実行委員約60人を審査員に迎え、学園祭開催後に提出されるレポートをもとに「大学・学生独自企画」「地域活性企画」「国際交流企画」の3部門を審査、学生の目線で審査を行った。続く2次審査では初のプレゼン審査を導入し、昨年(2016年)の学園祭グランプリ上位10キャンパスの実行委員会を審査員に迎え、厳正な審査のうえ、グランプリを決定した。

 1位に選ばれた東京外国語大学 府中キャンパス「第95回外語祭」は、「国境知らずの5日間」をテーマに外語大らしい“新しい学園祭”を掲げ、初の試みとなる13の企画を実施。公式SNS、校内案内表示、キャンパスツアーの多言語化など、外国人に学園祭を知ってもらう企画に高い評価が集まった。また、SNS映えする装飾をあちこちに施し、SNSへの投稿を促したことが「全学生が参加している一体感が感じられる」と評価され、MVP受賞につながった。

 2位の国際基督教大学(ICU)による「ICU Festival 2017」は、16店舗におよぶ大学周辺の店舗や最寄駅商店街との連携企画「ICU生ゴヨウタシ横丁」を展開し、ICUとのコラボ限定商品を展開するなど「地域との関係性の深さ」が高く評価された。3位の立教大学 池袋キャンパス「The 33rd St.Paul’s Festival」は「アメコミヒーロー」をテーマに、来場者自身が主人公となって体感できる世界観を徹底的に作り込み、豊島区のヒーロー「トシマッハ」とコラボした点などに評価が集まった。

 レッツエンジョイ東京Webサイト内の学園祭グランプリページでは、MVPから10位までの総合順位のほか、各部門賞に選出された学園祭を見ることができる。

◆学園祭グランプリ2017
MVP:東京外国語大学 府中キャンパス「第95回 外語祭」
2位:国際基督教大学(ICU)「ICU Festival 2017」
3位:立教大学 池袋キャンパス「The 33rd St.Paul’s Festival」
4位:青山学院大学 青山キャンパス「青山祭2017」
5位:お茶の水女子大学「第68回 徽音祭」
6位:東京工業大学 大岡山キャンパス「工大祭2017」
7位:東京理科大学 葛飾キャンパス「第5回 葛飾地区理大祭」
8位:早稲田大学 早稲田・戸山キャンパス「早稲田祭2017」
9位:東京大学 駒場キャンパス「第68回 駒場祭」
10位:国士舘大学 世田谷キャンパス「楓門祭2017」
《畑山望》

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