【年末年始】餅に大掃除…消費者庁が思わぬ事故の防止呼びかけ

 消費者庁は2017年12月27日、餅による窒息事故や大掃除中の転落事故など、年末年始に多発する事故を未然に防ぐため、特に注意してほしいポイントをWebサイトに公表した。この時期特有の事故に留意し、年末年始を安全に過ごしてほしいと呼びかけている。

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東京消防庁管内における「餅で喉を詰まらせた」ことによる救急搬送人数(年別)
  • 東京消防庁管内における「餅で喉を詰まらせた」ことによる救急搬送人数(年別)
  • 東京消防庁管内における「掃除中の事故」救急搬送人数(月別)
  • 東京消防庁管内における「掃除中の事故」救急搬送人数(年代別)
  • 消費者庁
 消費者庁は2017年12月27日、餅による窒息事故や大掃除中の転落事故、帰省先での子どものやけどなど、年末年始に多発する事故を未然に防ぐため、特に注意してほしいポイントをWebサイトに公表した。この時期特有の事故に留意し、年末年始を安全に過ごしてほしいと呼びかけている。

 お正月に食べる機会が増える「餅」。楽しみにしている人も多いと思うが、窒息事故が起こりやすく注意が必要だ。東京消防庁によると、東京消防庁管内において「餅で喉を詰まらせた」として救急搬送された人数は、平成24年から平成28年までの5年間で542人にのぼるという。うち約9割を65歳以上の高齢者が占めており、特に高齢者が餅を食べる際は周りの人が食事のようすを見守るなど注意する必要がある。餅を食べる際は、食べやすい大きさにしたうえで、急いで飲み込まず口の中でよくかんで食べるよう勧めている。

 年末年始の大掃除中にも思わぬ事故が起こることがある。大掃除では、高所や天井など普段掃除しない場所を掃除するケースが多く、慣れない脚立やはしごで作業をした際に転落、転倒して怪我をする事故が12月に急増するという。また、掃除中に洗剤やゴミなどを子どもが誤飲するケースも発生している。脚立などを使用する場合は安定した場所に設置し、バランスの悪い場所などは無理に掃除をしないよう気を付けるとともに、誤飲の危険があるものは掃除中も子どもの手の届くところに置かないよう注意してほしい。

 また、帰省先などでのストーブによる子どものやけど事故にも注意を促している。帰省先では、自宅とは異なるストーブやヒーター、やかんなどを使用していることもあり、保護者が危険性を認識しづらい一方、子どもは好奇心から思わず触ってしまう危険性がある。帰省先ではストーブなどの危険性をよく認識し、子どもが近づいたり触ったりしないように注意が必要だ。

 消費者庁では、そのほか事故防止のために大掃除や帰省時に家庭内の点検をしてほしいと呼びかけている。Webサイトに掲載した公表資料では、より詳しいデータや対処法も紹介。安全に良い年越しを迎えられるよう、子どもや高齢者のいる家庭ではぜひチェックしてみてほしい。
《畑山望》

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