【高校受験】千葉県立高の新入試、H33年度選抜から実施

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千葉県教育委員会「高等学校入学者選抜情報」
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  • 千葉県県立高等学校入学者選抜の改善方針
 千葉県教育委員会は平成30年3月20日、県立高等学校入学者選抜の改善方針を公表した。現在の前期・後期選抜から、本試験1回にまとめた実施へ変更する。現在の小学校6年生が受ける平成33年度(2021年度)入学者選抜から開始される。

 千葉県は平成23年度(2011年度)入学者選抜から、「特色ある入学者選抜」の理念を継承した「前期選抜」と、「学力検査などによる入学者選抜」を継承した「後期選抜」により、2回の受検機会を設けた入学者選抜を行ってきた。実施時期は「前期選抜」は2月中旬(2日間)、「後期選抜」は3月中旬(1日)で、いずれも5教科の学力検査が課される。

 現行制度による入学者選抜は、平成30年度(2018年度)入学者選抜で8回目となるが、定員設定の関係で前期選抜受検生の4割以上が不合格を経験する、2回の選抜があることにより受検期間が長期化するなど、課題も指摘されている。千葉県教育委員会は、これらの現状の改善と課題の解消を図るため、改善方針案を作成。平成30年1月17日~2月26日にパブリックコメント(意見募集)を実施し、34人から113件の意見提出があった。意見の概要と県の考え方は千葉県教育委員会Webサイトから閲覧できる。

 平成30年3月20日に公表された「県立高等学校入学者選抜の改善方針」によると、改善された入試選抜は、現在(平成29年度)の小学校6年生が対象となる平成33年度(2021年度)入学者選抜から実施。2回の受検機会がある現行制度とは異なり、本検査1回にまとめた入試選抜となる。検査内容は、1日目に学力検査3教科、2日目に学力検査2教科と各学校で定める検査(面接や集団討論、自己表現などから1つ以上)を行う。

 そのほか、入学願書等の提出期間は2日間、志願または希望変更の受付期間は2日間の日程で実施。インフルエンザ罹患による急な発熱など、やむを得ない理由により本検査を受検できなかった者に対して、受検機会を保障するため追検査を設ける。検査内容は本検査に準じたもので、本検査の結果を発表するまでに1日で実施。本検査と追検査の結果発表は3月上旬、同一日に行われる。

 本検査および追検査の検査日程や具体的な実施方法などは、千葉県公立高等学校入学者選抜方法等改善協議会等での意見を踏まえながら、引き続き検討。新しい入学者選抜制度の円滑な実施に向けて、決定した検討内容は随時、関係機関への通知するとともに、中学生や保護者および県民への周知に努めるという。
《黄金崎綾乃》

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