2018年4月「こと座流星群」4/23極大、月明りなく好条件

 4月こと座流星群が2018年4月23日午前3時ごろに活動のピークを迎える。見頃は23日未明から翌朝まで。ピークの時刻にはすでに月が沈んでいるため、月明りの影響がなく好条件となりそうだ。

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アストロアーツ「2018年4月23日 4月こと座流星群が極大」
  • アストロアーツ「2018年4月23日 4月こと座流星群が極大」
  • 国立天文台「東京の星空・カレンダー・惑星(2018年4月)」
 4月こと座流星群が2018年4月23日午前3時ごろに活動のピークを迎える。見頃は23日未明から翌朝まで。ピークの時刻にはすでに月が沈んでいるため、月明りの影響がなく好条件となりそうだ。

 4月こと座流星群は、普段の年はそれほど流星数が多くないが、ときおり突発的に流星数が増加することがある。国立天文台によると、日本国内では1945年に1時間あたり約90個の記録がある。また、海外では1922年と1946年、1982年などに流星数の増加が観測されているという。

 アストロアーツによると、極大時刻は4月23日午前3時ごろと予測されている。上弦の月は午前1時前後には沈むため、それ以降は月明かりの影響を受けずに好条件で流れ星が観察できる。23日未明から明け方にかけて、空が暗いところでは1時間あたり10個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは5個ほどの流れ星が見えそうだという。

 流星群は、夜空のどこにでも現れるため、できるだけ空が広く見渡せる場所で観測するのがお勧め。春とはいえ、夜はまだ寒いので、防寒対策をしっかりして観測しよう。
《工藤めぐみ》

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