【中学受験2019】旺文社パスナビ、各校独自の奨学金制度まとめ(首都圏)

 旺文社の中学受験・高校受験パスナビは2018年4月3日、受験生応援企画として「中学校独自の奨学金情報 2019年度入試用」をWebサイトに掲載。東京・神奈川・埼玉・千葉のエリアごとに、アンケート調査に基づく各校の独自奨学金情報をまとめている。

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 旺文社の中学受験・高校受験パスナビは2018年4月3日、受験生応援企画として「中学校独自の奨学金情報 2019年度入試用」をWebサイトに掲載。東京・神奈川・埼玉・千葉のエリアごとに、アンケート調査に基づく各校の独自奨学金情報をまとめている。

 中学受験・高校受験パスナビのWebサイトに掲載されている奨学金情報は、旺文社が2018年3月に発売した書籍「2019年度入試用 中学受験案内」から転載されたもの。アンケート集計時である2017年12月~2018年2月13日時点の状況をまとめており、各校の奨学金制度の概要を紹介している。

 たとえば、麻布中学校の奨学金制度には、中学生と高校生対象の「麻布学園奨学金制度」、中学生対象の「授業料特別免除制度」がある。「麻布学園奨学金制度」は、特に経済的援助を必要とする者に、授業料相当額(授業料、施設設備費、維持費・実験実習費)を貸与または免除する。毎年申請が必要。「授業料特別免除制度」では、保護者の失職、離別などにより家計状況が急変し、就学の継続が困難になった場合に、授業料相当額を免除する。

 豊島岡女子学園中学校の「豊島岡女子学園奨学生規程」は、入学後、家庭の経済的急変により修学困難となった者に、授業料月額2万円を給付する。1年ごとに審査があるが、定員はなし。対象は中学生と高校生。そのほか、人物・学業ともに優秀な生徒に向けた「二木奨学金」がある。

 浅野中学校の「浅野中学校奨学金」は、保護者の年収400万円未満の者に、授業料の半額22万2,000円を給付する。対象は中学生、期間は1年間。定員は1年生で5人、2年生と3年生で各7人。そのほか、中学生と高校生対象の「浅野学園奨学金」「浅野学園同窓会奨学金」「特待生」も設けている。

 なお、奨学金の内容が変更される場合や、奨学金制度の内容を非公表としている学校もあるため、希望者は出願の前に必ず志望校に問い合わせること。旺文社は、多くの制度で若干名募集となっていることから、各学校に確認のうえ、早期に申請の準備をすることを勧めている。
《黄金崎綾乃》

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