Classi新機能「ポートフォリオ」で指導強化、大学入試改革に対応

 ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社「Classi(クラッシー)」は2018年4月10日より、「Classiポートフォリオ」を提供開始する。全国の中学・高等学校での実証研究をもとに開発され、点ではなく線でとらえた学習指導や進路指導を可能にする。

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「Classiポートフォリオ」活用イメージ
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  • 「Classiポートフォリオ」機能について
 ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社「Classi(クラッシー)」は2018年4月10日より、「Classiポートフォリオ」を提供開始する。全国の中学・高等学校での実証研究をもとに開発され、点ではなく線でとらえた学習指導や進路指導を可能にする。

 2020年度の大学入試・教育改革では、従来の筆記試験に加えて、本人が記入する学習データ(eポートフォリオ)を積極的に加えて評価するなど、多面的・総合的な能力や適性を評価する試験へと大きく転換が図られる予定。生徒はより「主体的」に学ぶこと、先生は生徒の成長を点ではなく「線でとらえた指導」が求められるようになるという。

 Classiは2016年より、東京学芸大学総合教育科学系情報処理センターの森本康彦教授およびベネッセコーポレーションと共同で、全国の中学・高等学校の生徒約1,500人、先生約350人を対象とした実証研究を実施。大学入試・教育改革への対応を迫られる先生や生徒を支援するため、学習支援プラットフォーム「Classi」の新機能として「Classiポートフォリオ」を開発した。

 「Classiポートフォリオ」は、生徒が活動した成果物やそのプロセスにおける気付きを、生徒が主体となって記録する「学びのアルバム」。日々の学びを振り返り、気付いたことや失敗して次はこうしようと決めたことを記録できる。自問自答を深めるために最適なテンプレートが複数用意されており、活用することで生徒の主体的な学びを促進する。また、進路や学校行事などをはじめ、さまざまなカテゴリーに分類して生徒の記録を蓄積可能。先生は記録を確認し、フィードバックを行うことで、点ではなく線でとらえた学習指導、進路指導が可能となる。将来の進路指導や大学入試などにも役立つ。

 そのほか、「Classiポートフォリオ」は教育と探求社との提携により、同社が150校以上に提供する「クエストエデュケーション」と連携。さまざまな分野(スポーツ、医療、ビジネス、グローバルなど)の第一人者の人生を教材とした「The Vision(ザ・ビジョン)」や、身近な地域の社会課題の解決に取り組む「ソーシャルチェンジ」といったプログラムが「Classi」上で配信される。また、 2019年度大学入試から高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」との連携も計画しているという。
《黄金崎綾乃》

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