「子どもの事故防止週間」5/21-27、水や自転車に注意を

 子どもの外出機会が増え、事故に遭う危険が増す夏期を前に、関係10府省庁は2018年5月21日から27日、「子どもの事故防止週間」を実施する。テーマは、「水の事故」と「幼児用座席付自転車の事故」の防止。

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 子どもの外出機会が増え、事故に遭う危険が増す夏期を前に、関係10府省庁は2018年5月21日から27日、「子どもの事故防止週間」を実施する。テーマは、「水の事故」と「幼児用座席付自転車の事故」の防止。インターネットやポスターなどを通じて、注意を呼び掛けていく。

 初夏から夏休みにかけては、子どもの外出機会が多くなり、事故に遭う危険も増える。海・川・湖沼池・プールで溺れるなど、水の事故も夏期に多く起きているほか、幼児用座席付自転車に子どもを乗せていて転倒し、子どもが頭蓋内損傷などのけがをする事故も起きている。

 内閣府、警察庁、消費者庁、総務省消防庁、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、海上保安庁の10府省庁は、「子供の事故防止に関する関係府省庁連絡会議」の取組みとして5月21日から27日、「子どもの事故防止週間」を展開。Twitter、メール、Facebookなどのインターネット、ポスターなどを通して、外出時の子どもの事故を防ぐために注意の呼び掛けを集中的に行う。

 テーマは、「『水の事故』と『幼児用座席付自転車の事故』に気を付けましょう」。海や川などの水辺で子どもから目を離さないこと子どもだけで危険な場所へ行かせないこと子どもを幼児用座席付自転車に乗せているときは転倒に注意すること自転車は整備点検をしてヘルメットを装着して乗ることなどを訴えていく。

 このうち、消費者庁では公式Twitter「消費者庁 子どもを事故から守る!」において、子どもの事故防止に役立つさまざまな情報を発信。メール配信サービス「子ども安全メールFrom消費者庁」や「事故防止ハンドブック」などからも、子どもの事故を防ぐための注意点などを伝えていく。
《奥山直美》

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