【EDIX2018】時計やロッカー、記念品まで…初開催の学校施設・サービス展

 2018年初開催の「第1回学校施設・サービス展」。各企業のブースが並ぶ展示会場には、単に「施設」「サービス」と聞いて想像できるもの以外にも、あんなものからこんなものまで、いちおしの最新プロダクトが勢揃い。その一部を紹介する。

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第1回学校施設・サービス展:SEIKO「教室の時計」
  • 第1回学校施設・サービス展:SEIKO「教室の時計」
  • 第1回学校施設・サービス展:パーソナル「パーソナルスキャンシステム」
  • 第1回学校施設・サービス展:パーソナル「パーソナルスキャンシステム」
  • 第1回学校施設・サービス展:フットマーク「ラクサック」
  • 第1回学校施設・サービス展:フットマーク「ラクサック」
  • 第1回学校施設・サービス展:イトーキ「Scrum」
  • 第1回学校施設・サービス展:オカムラ「Cradle」
  • 第1回学校施設・サービス展:ピーエーエス「p!nt school」
 2018年5月16日から18日まで開催されている「第9回 教育ITソリューションEXPO(EDIX)」。2018年はさらに、初開催となる「第1回 学校施設・サービス展」も同時開催されている。

 学習者が快適に過ごせる教育環境をいかに整えるか、アクティブラーニングやアダプティングラーニングにふさわしい空間を作り出すか。各企業のブースが並ぶ展示会場には、単に「施設」「サービス」と聞いて想像できるもの以外にも、各社いちおしの最新プロダクトが勢揃い。学校施設・サービスの奥深い世界の一部を紹介する。

時計


先生にも生徒にも優しい、360度見える全方位型の時計

第1回学校施設・サービス展:SEIKO「教室の時計」
画像:SEIKO「教室の時計」

 学校では、時計は教室の左右の柱ないし壁に掲示するのが一般的。授業を受ける児童生徒にとっても、教える先生にとっても、等しく見やすくなるようにしているのだという。とは言え、従来の時計は分針や秒針が細かったり、見る角度によっては枠が邪魔して文字盤が隠れてしまったりと、不便な要素が多数ある。SEIKOブースでは、生徒にも先生にも見やすい「教室の時計」を展示。文字盤と分針の高さ揃えることにより、見る角度によるズレを解消したという。使用する数字もフォントメーカーのフォントワークスと共同開発し、見やすさが追求されている。

ロッカー


指紋認証ロック」が個人ロッカーの新常識?

第1回学校施設・サービス展:パーソナル「パーソナルスキャンシステム」
画像:パーソナル「パーソナルスキャンシステム」

 私立校の個人ロッカーや部室、職員更衣室など、学校のどこかに必ず設置されているロッカー。鍵による施錠式は、鍵を常に携行しなくてはならず、鍵の紛失や暗証番号の失念など、ふとした不便が絶えない。ストレスフリーな施錠システムを実装した最新のロッカーが、生体認証システムを専門とするパーソナルの企業ブースにあった。収納する・取り出すというワンサイクルごとに都度認証を行う仕組みのため、一つのロッカーを個人の所有物として固定することなく、複数の人が使い回すことが可能だ。

通学バッグ


“置き勉NG”の生徒に朗報…重くないリュック

第1回学校施設・サービス展:フットマーク「ラクサック」
画像:フットマーク「ラクサック」

 個人情報保護の観点から、机やロッカーの中に教科書やノートを置いて帰る「置き勉」が禁止されている学校が増えている。荷物が重くて姿勢が悪くなったり、バッグ自体の劣化が懸念されるなか、2017年12月に登場したのがフットマークの「ラクサック」。教科書やノートをバッグ内で背中に密着させて固定することで、バッグの内容物が安定し重く感じさせない工夫がされている。さらに突然の雨にも耐えられるレインカバー機能を備えるなど、細かな配慮もある。ファスナー部分に付いた足跡のマークのチャームもかわいいポイント。広島、岡山、青森など、地方を中心に導入が進んでいるという。

椅子


アクティブラーニングを支える可動式椅子2選

 アクティブラーニングに対応するキャスター付きの机・椅子を導入する学校が増えている。会場で見つけた最新の可動式椅子を紹介する。

レイアウト変更も楽々「scrum」(イトーキ)


 机椅子一体型なので、配置替えしやすく、レクチャー、グループワーク、プレゼンテーションといった授業内での場面転換にもすぐに対応できる。座面の色も9色と豊富。2016年にはGoodDesign賞を受賞している。

第1回学校施設・サービス展:イトーキ「Scrum」
画像:イトーキ「Scrum」

絶妙な揺れで集中力アップ「Cradle」(オカムラ)


 その名のとおり、ゆらゆらと心地よく揺らしながら座ることができるマルチスツール。スイング機構を搭載し、座面を360度全方向へ座面を傾けることができる。ドイツ「UNIVERSAL DESIGN competition 2018」にて「UNIVERSAL DESIGN CONSUMER 2018」を受賞。

第1回学校施設・サービス展:オカムラ「Cradle」
画像:オカムラ「Cradle」

防災用品


日常の姿勢教育も同時に叶える、防犯頭巾クッション

第1回学校施設・サービス展:ピーエーエス「p!nt school」
画像:ピーエーエス「p!nt school」

 介護用オーダーメイドクッションを手掛けるピーエーエスのブースで見つけたのは「p!nt school」。作業療法士と大阪府箕面市教育委員会との共同開発から生まれた、見た目もかわいらしい防災頭巾クッションだ。実際に座ってみると、お尻が包まれ、骨盤が支えられることで、自然と姿勢を正すことができる。無意識に姿勢教育を行うことができるので、大阪府内の小学校を中心に学校現場にも導入が進んでいるそうだ。学校での快適な日常生活を送りながら、いざというときにも備えられるのが嬉しい。

卒業記念品


もらって嬉しい、ハイセンスな記念品

第1回学校施設・サービス展:スリップ・オン卒業記念品
画像:スリップ・オン卒業記念品

 学校施設と聞いて思い浮かぶのはおもにハード面だが、会場には卒業記念品を紹介するブースも見受けられる。SEIKOブースで見つけたのは、繊細な装飾が美しいガラス時計。洗練されたクリスタルの中に輝く学校名やメッセージが、卒業の感慨を深めてくれる。また、オリジナルの革小物を製作するスリップ・オンのブースには、パスケースやカラフルな革製のペンケースやパスケースが並ぶ。それぞれの商品に刻印で名入れ可能。個人名の名入れも受け付けているとのことなので、入学祝い・卒業祝いの個人的なプレゼントにも利用できそうだ。

 2018年に新設された「学校施設・サービス展」。工夫を凝らした展示が多く、モノ・サービスと学校現場との接点をあらためて考える、貴重な場となっている。来年以降の展示にも注目したい。
《野口雅乃》

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