コンビニで「Z会」答案提出、増進会・セブン&アイが業務提携

 Z会グループの増進会ホールディングスは2018年7月5日、セブン&アイ・ホールディングスとの間で業務提携に関する契約書を締結したことを発表した。今後、学びに関するSNS連動型イベントの共同開催やセブン-イレブンの実店舗の答案提出拠点としての活用などを予定。

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 Z会グループの増進会ホールディングスは2018年7月5日、セブン&アイ・ホールディングスとの間で業務提携に関する契約書を締結したことを発表した。今後、学びに関するSNS連動型イベントの共同開催やセブン-イレブンの実店舗の答案提出拠点としての活用などを予定。

 増進会ホールディングスとセブン&アイ・ホールディングスが締結した業務提携は、Z会グループが創業以来教育分野で提供し続けてきた教材・サービスと、セブン&アイグループの多様な事業領域を組み合わせることによって、より近く快適性・利便性の高い教育を提供することを目指すもの。2つのグループが有する経営資源や経営ノウハウを有効活用し、全国の子どもと家庭の学び、社会課題の解決に貢献するため、7月5日に業務提携契約書の締結に至った。

 業務提携の内容は、「学びに関するイベントの共同開催」「セブン-イレブンの実店舗の答案提出拠点としての活用」「そのほかの協業施策」の3つ。「学びに関するイベントの共同開催」では、2018年2月に開催され、10万人以上の参加者を集めたセブン-イレブンの実店舗と連動した高校生対象のイベント「Z会監修 全国高校対抗 超良問ドリル」に続くSNS連動型イベントの開催を企画している。

 「セブン-イレブンの実店舗の答案提出拠点としての活用」では、Z会グループの通信教育において、セブン-イレブンの実店舗に設置されているマルチコピー機を活用した答案提出を可能とし、顧客の利便性の向上や答案返却までの迅速化を図る。2018年8月から幼児コースで提出が可能となる予定で、以降順次対象を拡大していく予定だという。

 「そのほかの協業施策」では、すでに開始しているセブン&アイグループの通信販売サイトにおけるZ会グループの学習参考書の販売や、通信教育における会員向け努力賞へのnanacoギフトの導入など、顧客の快適性・利便性向上を目指した施策を推進。また、Z会グループの学習塾を中心とする対面教育サービスのセブン&アイグループ店舗への出店なども積極的に協議・検討を行っていくとしている。
《桑田あや》

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