ICT CONNECT 21は2018年7月12日、教育委員会でプログラミング教育を円滑に導入するための具体的なヒントや事例をまとめた「小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018」を発行した。24ページにわたるPDFデータがWebサイトからダウンロードできる。 2020年から実施される小学校プログラミング教育必修化に備え、ICT CONNECT 21は「小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018」を発行した。監修は放送大学の中川一史教授、協力は日本マイクロソフト。 小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018は、プログラミング教育をスムーズに導入するためのヒントや、取組み事例集、授業に活用できる教材集、用語集を掲載。また、文部科学省が発行した「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」や、プログラミング教育の実施前に理解しておきたい4つのポイントも解説している。 取組み事例集では、岩手県立総合教育センターや岡山県備前市立香登小学校など4つの事例を掲載。「Hour of Code」を使った算数の授業や「計測制御プログラマー」の専用ソフト(ビュートビルダーP)を使った理科の授業、「Ozobot」を使った生活の授業などを紹介している。 ハンドブックは、全国の都道府県市区町村教育委員会に配布を予定している。研修などでまとまった数の冊数が必要な場合は、Webサイトより申込みを受け付ける。ただし、教育委員会や自治体、学校に限る。PDFデータはWebサイトから誰でも無料でダウンロードできる。◆小学校プログラミング教育導入支援ハンドブック2018目次:・小学校プログラミング教育の手引(第一版)について・プログラミング教育をはじめるために・プログラミング教育をスムーズに導入するためのヒント・小学校プログラミング教育 取り組み事例集【事例集1】岩手県立総合教育センター【事例集2】岡山県備前市立香登小学校【事例集3】徳島県東みよし町立足代小学校/高知県土佐市立宇佐小学校【事例集4】つくば市総合教育研究所・授業に活用できる教材集・プログラミング教育がよくわかる用語集