赤ちゃん本舗は2018年7月18日、「2018年上半期赤ちゃん命名・お名前ランキング」を発表した。男の子の1位は「蓮(れん)」、女の子は「咲良(さくら)」と「結菜(ゆうな)」が1位に輝いた。 「2018年上半期赤ちゃん命名・お名前ランキング」は、赤ちゃん本舗全国112店舗から集まった会員情報のうち、2018年1月1日から6月30日までに登録された赤ちゃんの名前を対象に調査したもの。男の子1万9,978件、女の子1万7,968件の合計3万7,946件の情報をもとにランキング化した。 男の子のランキングは、昨年(2017年上半期)2位の「蓮(れん)」が1位へ、昨年3位の「大翔(ひろと)」が2位へ、昨年4位の「陽翔(はると)」が3位へと、順位をひとつずつランクアップした名前がトップ3に揃った。 女の子の1位は、昨年1位の「咲良(さくら)」と、昨年2位の「結菜(ゆうな)」がダブル首位。3位には、昨年の10位から大きく順位を伸ばした「莉子(りこ)」がランクインした。 男の子は、「はると」の人気が急上昇した。「陽翔」は昨年の4位から3位へ、「陽斗」は14位から10位へ、「陽大」は25位から19位へランクアップ。2018年4月から6月に放送されたTBSのドラマ「花のち晴れ」で、平野紫耀が演じた役が神楽木晴(はると)だった。そのほかにも、NHKの朝の連続テレビ小説「半分、青い」で佐藤健が演じている「律(りつ)」は、昨年の240位から30位に急上昇。ドラマなどの役名は、ランキングと関係があるようだ。 女の子の名前について、上半期は春を意識した名前がランキングの上位となる傾向があるという。また、昨年の33位から20位にランクした「陽菜乃(ひなの)」は、2005年の調査開始以来、漢字3文字の女の子の名前で初めて20位以内にランクインした。 漢字別のランキングでは、男の子は「太」「大」「悠」の漢字を使ったおおらかなイメージの名前や、青空を思わせる「陽」「蒼」「晴」「輝」の漢字が人気を集めた。女の子は「菜」「花」「莉」「咲」「桜」「華」など草花にまつわる漢字が多く見られる。男女共通で人気が高いのは「希」「優」「結」だった。なかでも「結」が男女共にランクアップ。男の子は22位から17位、女の子は4位から2位へ上昇し、男の子の漢字として20位以内に入るのは初めてだという。 ランキングの詳細は赤ちゃん本舗のWebサイトで確認することができる。◆2018年上半期 赤ちゃん命名・お名前ランキング【男の子】1位:蓮(れん)2位:大翔(ひろと)3位:陽翔(はると)4位:樹(いつき)5位:陽太(ようた)6位:大和(やまと)6位:湊(みなと)8位:悠人(ゆうと)9位:悠真(ゆうま)10位:陽斗(はると)【女の子】1位:咲良(さくら)1位:結菜(ゆうな)3位:莉子(りこ)4位:芽依(めい)5位:紬(つむぎ)5位:結愛(ゆあ)7位:さくら 8位:凜(りん)8位:陽菜(ひな)10位:結衣(ゆい)※かっこ内はおもな読み※女の子の8位「凜」はつくりの下部分が禾(のぎ)