大学通信が運営する情報サイト「教育進学総合研究所」は2018年8月、国公立大医学部医学科合格者数ランキングを発表した。11年連続で東海が1位を獲得。上位10校はすべて私立高校だった。 河合塾「医進塾」によると、2018年度医学部医学科入試における国公立大学の志願者数は、前期日程が前年比94%・後期日程が前年比90%といずれも減少した。前期日程は4年連続して志願者数が減少し、医学科人気は落ち着きをみせているという。 医学部医学科は志願者数が減少しているものの、難関であることには変わりなく、医学部医学科の合格者数は進学校の実力を測る指標の1つとなっている。 教育進学総合研究所が発表した「国公立大医学部医学科合格者数ランキング」によると、1位「東海」132人、2位「灘」96人、3位「洛南」94人、4位「ラ・サール」86人、5位「四天王寺」62人。上位20校のうち7校が近畿圏の高校だった。 公立は、11位「札幌南」50人、13位「熊本」49人、16位「新潟」44人が上位20校にランクインした。 国公立大医学部医学科合格者数ランキングは、教育や進学に関する情報サイト「教育進学総合研究所」に今週の無料記事として掲載されている。会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆国公立大医学部医学科合格者数ランキング1位「東海」132人2位「灘」96人3位「洛南」94人4位「ラ・サール」86人5位「四天王寺」62人6位「愛光」60人7位「東大寺学園」59人8位「久留米大附設」57人9位「開成」「西大和学園」各55人※編集部注:初出時、公立高校の記述に誤りがありました。長崎県「青雲」高校は私立高校です。訂正し、お詫び申し上げます。(2018年8月27日追記)