そこで、今回の温故知新では、学習におけるルーズリーフの良いところを列挙していきたいと思います。
【1】全科目を1冊で管理することができる。
全科目で持ち歩くリーフの枚数に合わせて、バインダーを選べば、1冊のバインダーで全科目を管理することが可能です。科目の数だけノートを持つ必要はなくなり、1冊のバインダーの持ち歩きで済みます。
バインダー1冊が、ノート1冊よりも分厚くなったとしても、科目数分のノートの冊数を思えば、持ち運びは楽になると思います。
さらには、全科目をまとめて持ち歩いていれば、「国語のノートを忘れた!」という状況になりにくいです。ただし、バインダーを忘れると、全教科忘れることになるので、注意が必要です。
【2】ページの追加、削除、順番入れ替えができる。
ノートは書いた順にページが並んで、順番は変えられません。しかし、ルーズリーフは、順番が変えられます。学校を休んだ後、誰かにノートを写させてもらったページや、よくわからなかったところを後から自分でまとめたページも、授業の順番に並べ替えたり、内容に合ったところに差し込むことも可能です。
【3】インデックスページで分類できる。
インデックスのリーフを使うと、狙ったページを開けやすくなります。一般的なインデックスの分類は、やはり「教科別」」だと思いますが、「予習/復習」や「学校授業/塾/自主勉強」など分け方は自由です。
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自由にインデックスをつけることも
【4】書く時のスペースを小さくできる。
ルーズリーフに書くときは、バインダーから外して書く人が多いと思います。そうすることでバインダーのとじ具が邪魔にならないのですが、さらに、バインダーから外すことで、ルーズリーフ1枚の面積で筆記できます。ノートだと見開きで2ページ分の面積をとることと比べると半分の面積で済みます。
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ルーズリーフはバインダーから外すと、1ページのスペースで書けます。
【5】ページごとに罫線を使い分けられる。
ノートは最初から最後まで同じ罫線であることが普通です。しかし、ルーズリーフは違う罫線のものを買いそろえると、同じバインダー、同じ科目の中で罫線を使い分けることが可能です。普段はドット罫だけど、表を書くときが多い授業の時は理系線、観察で絵を描く時は無地のリーフなど、書く内容に最適な罫線を選択することが可能です。
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左は方眼罫、右はドット罫。バインダー内で罫線を変えることが可能です。
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