就活ルールが廃止?経団連会長発言で賛否両論

 日本経済団体連合会(経団連)の中西宏明会長は2018年9月3日、大学卒業予定者らを対象とした「採用選考に関する指針」について、廃止すべきとの方針を示した。就活ルールが廃止された場合、2020年に就職活動を行う現在の大学2年生から対象になる見通し。

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 日本経済団体連合会(経団連)の中西宏明会長は2018年9月3日、大学卒業予定者らを対象とした「採用選考に関する指針」について、廃止すべきとの方針を示した。就活ルールが廃止された場合、2020年に就職活動を行う現在の大学2年生から対象になる見通し。

 中西会長は、9月3日の定例記者会見で「経団連が採用選考に関する指針を定め、日程の采配をしていることには違和感を覚える」と発言。「現在の新卒一括採用についても問題意識を持っている」とも述べ、今後の「採用選考に関する指針」の在り方について、議論する考えを明らかにした。

 「採用選考に関する指針」の見直しは、2021年春以降に入社する学生が対象となり、現在の大学3~4年生は現行ルールを守ることになる。菅義偉官房長官は9月4日、「企業側、大学側などの関係者が学生のことを十分に考えながら、議論していくことが重要」と発言。中西会長も「就職活動の現状について、学生がどう感じているか、真摯に耳を傾けることも当然だ」と述べている。

 「採用選考に関する指針」の見直しについては、当事者である学生をはじめ、各方面でさまざまな議論を呼んでいる。SNS上でも話題になっており、「落ち着かない大学生活になる」「ルールがコロコロ変わって学生がかわいそう」「就活ルールも大学入試も初回に当たってしまう子にとってはマイナスしかない」「新卒一括採用を辞めればいい」「改革には賛成」など、賛否両論さまざまな意見が飛び交っている。
《奥山直美》

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