コラショ20周年、励ましや応援の成績・自己肯定感への影響

 進研ゼミ小学講座の「コラショ」が誕生20周年を迎えた。これを記念して、インスタグラムで「コラショ」とのエピソードを募集するほか、20周年特別BOX仕様「入学の準備ワーク」の販売を開始。2019年2月には20周年記念映画「コラショの海底わくわく大冒険!」を公開する。

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「進研ゼミ 小学講座」のキャラクター「コラショ」
  • 「進研ゼミ 小学講座」のキャラクター「コラショ」
  • 「励まし」を受けていた子どもほど、成績が高い
  • 「励まし」を受けていた子どもほど、計画を立てて勉強している
  • 「励まし」を受けていた子どもほど、最後までやりとげる力を身につけている
  • 「励まし」を受けていた子どもほど、自己肯定感が高い
 進研ゼミ小学講座(ベネッセコーポレーション)のメインキャラクター「コラショ」が2018年で誕生20周年を迎えた。ベネッセではこれを記念して、インスタグラムで「コラショ」とのエピソードを募集するほか、20周年特別BOX仕様「入学の準備ワーク」の販売を開始。2019年2月1日からはイオンシネマを中心に20周年記念映画「コラショの海底わくわく大冒険!」を公開する。

 「コラショ」はランドセルをモチーフにした妖精で、子どもが自主的に学習に取り組む姿勢を応援する伴走者として1998年に誕生。受講経験者にとっては教材だけでなく、コラショをデザインした目覚まし時計「めざましコラショ」でもおなじみではないだろうか。

 「コラショ」とのエピソード募集では、懐かしの「コラショ」アイテムを紹介するコラショ20周年進研ゼミ小学講座【公式】インスタアカウント(korasho20)で、現在の受講生と受講経験者からエピソードを募集。今後は過去の進研ゼミ会員とも繋がれるような投稿イベントも開催する予定という。

 「入学の準備ワーク(入学直前編)」は、小学校の入学準備として、国語と算数につながる、ひらがなの読み書きや短い文章の読解、数・形などの学習に取り組める72ページのワーク。2大特別教材として、サブバッグと「おふろで英語ポスター」が付いている。

 「コラショ」が誌面に登場する小学1年生から3年生までは、学び始めの子どもが1人で学習するようになる土台を作る時期だという。「コラショ」は小学生を応援することに特化したキャラクターと位置付けられているが、東京大学社会科学 研究所とベネッセ教育総合研究所が実施した「子どもの生活と学びに関する親子調査」(2015~2017年)からは、そうした働きかけが、学習へのプラスの影響があることがわかったという。

 現在の子どもの成績(上位・中位・下位)と、2年前の保護者の関わり(勉強も励ましもしている・励まし中心・勉強中心・どちらもあまりしていない)に関する調査からは、「励まし」を受けている子どものほうが、受けていない子どもより成績がよいことが明らかになっている。また、「計画を立てて勉強する」「最後までやりとげる力」「自己肯定感」についても「励まし」の効果があることがわかったという。
《綾瀬しづか》

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