【大学受験2021】慶應大、全学部で共通テスト・英語外部試験利用せず

 慶應義塾大学は2018年11月19日、2021年度から現行の大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」について、全学部で利用しないと発表した。英語外部検定試験についても、2021年度一般入試については全学部で利用を見送る。

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 慶應義塾大学は2018年11月19日、2021年度から現行の大学入試センター試験に代わって導入される「大学入学共通テスト」について、全学部で利用しないと発表した。英語外部検定試験については、2021年度一般入試については全学部で利用を見送るものの、将来的な利用については引き続き検討を行う。

 文部科学省が進める大学入試改革により、現行の大学入試センター試験は2020年1月に行われる2020年度入試を最後に廃止され、2021年度入試からは新たに「大学入学共通テスト」が実施される。大きな変更点として、思考力・判断力・表現力を中心に評価するため「国語」「数学I」「数学I・数学A」でマークシート式問題に加え新たに記述式問題が出題されること、英語では4技能(読む・聞く・話す・書く)を適切に評価するため、大学入試センターが作問する共通テストのほかに民間の資格・検定試験が活用されるようになる。

 慶應義塾大学は2021年度学部一般入試について、全学部(文学部、経済学部、法学部、商学部、医学部、理工学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部、薬学部)で大学入学共通テストは利用しないと発表。従来通り各学部のアドミッションポリシーに則った入学者選抜を実施するとした。英語外部検定試験についても利用せず、従来通り英語外部検定試験の受検およびスコア等の提出は課さない。将来的な英語外部検定試験の利用については、引き続き検討を行うという。また、学部一般入試のインターネット出願の際、「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験についての入力を求める、との方針を示した。

 他大学の予告を見ると、東京大学は2021年度一般入試から従来の出願要件に加え「CEFR対照表のA2レベル以上に相当する英語力がわかる書類」の提出を求める基本方針を発表。大学入試英語成績提供システムに採用された民間英語試験の成績または同等の英語力があると明記された調査書や高校による証明書類の提出を求める。またどちらも提出できない場合は理由書の提出が必要。

 早稲田大学は全学部において、現行の入試でも取り入れている「思考力・判断力」および 「表現力」を必要とする問題にさらに工夫を加え、 高校までの学習をより適切に評価できるように努めると発表。政治経済学部では、2021年度一般入試より、大学入学共通テスト、英語外部検定試験、学部独自試験の合計点により選抜する方式に変更するとし、学部独自試験についてサンプル問題を公開した。

 公表されている各大学の予告は、河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」や、旺文社Webサイトでまとめている。
《畑山望》

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