【大学受験2021】名大、英語「CEFRのA2レベル以上」民間試験必須とせず

 名古屋大学は2018年11月22日、2021年度入学者選抜における変更について発表した。出願資格は「CEFR対照表のA2レベル以上」に相当する英語力とし、英語民間試験の成績または同等の英語力があると明記された調査書の提出を求める。

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 名古屋大学は2018年11月22日、2021年度入学者選抜における変更について発表した。出願資格は「CEFR対照表のA2レベル以上」に相当する英語力とし、英語民間試験の成績または同等の英語力があると明記された調査書の提出を求める。すでに東京大学が同様の出願要件を発表している。

 大学入試センター試験は2020年1月の実施を最後に廃止され、2021年1月に「大学入学共通テスト」が始まる。文部科学省が2017年7月に公表した「大学入学共通テスト実施方針」では、高等学校学習指導要領における英語教育の抜本的改革を踏まえ、大学入学者選抜においても、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するため、一定の評価が定着している民間試験を活用することとされた。

 名古屋大学は、2021年度入学者選抜から「学力の3要素」をさらに多面的・総合的に評価するものへと見直しを図る。英語の4技能評価については、一般入試の全志願者にCEFR対照表のA2レベル以上に相当する英語力を出願資格として求める。英語民間試験の成績の提出は必須とせず、民間英語試験の成績または同等の英語力があると明記された調査書の提出を求める。なお、調査書の記載内容や例外措置などの詳細、推薦入試における取扱いについては、2019年1月ごろに公表する。

 なお、「CEFR対照表のA2レベル」は、A1からC2までの6レベルの下から2番目で、実用英語技能検定(英検)の準2級から2級に相当する。ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できるレベル。

 大学入学共通テストについては、一般入試の全受験者に外国語試験(英語の場合リスニングを含む)と記述式問題を課す。共通テストを課す推薦入試は、原則として一般入試と同様とする。国語は記述式問題の段階別評価を点数化してマーク式問題の得点に加算し、200点満点に換算する。数学I・数学Aは記述式問題とマーク式問題の得点を合計し、100点満点とする。

 そのほか、主体性評価における調査書の活用方法などの変更事項については、今後準備が整い次第、速やかに公表するという。
《工藤めぐみ》

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