今年で4回目となる「コクヨキャンパスアートアワード」
キャンパスアートアワードは、コクヨ、読売中高生新聞(発行所 読売新聞東京本社)が共同開催する、中高生を対象としたコンテスト。『My Sweet Home Town~地元のイチオシ~』をテーマに、自由に絵を描いていただき、グランプリに輝いた作品は「キャンパスノート」の表紙になるというビッグプロジェクト。後援には、文部科学省、観光庁も名を連ねます。さらに今年はAKB48チーム8から選ばれた6名のメンバーが応援団に就任し、コンテストを盛り上げてくれました。
作品の募集期間は、2018年6月1日から9月14日。40の都道府県から約1200点の作品が寄せられました。これらの作品のなかから、地区審査、そして最終審査を経て、グランプリ(1点)、読売中高生新聞賞(1点)、コクヨ賞(1点)、AKB48チーム8賞(1点)、地区優秀賞(6点)が選出されます。
実はこれまで過去3回にわたり、グランプリを獲得したのは、すべて関東地区の中学生。さて今回は!?
作品のレベルがさらにアップ!とことん悩み抜く審査員たち…
審査室には、各地区から審査によって選ばれた36作品がずらりと並びます。
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全国から集まった作品が並ぶようすは圧巻
「すごい!」「またレベルアップしてる!」入室早々、審査員からは感嘆の声が。
今回の審査員は、初回から参加しているお笑いグループ「パップコーン」のリーダーでネコの人気キャラクター「フテネコ」の作者でもある芦沢ムネトさん、昨年から2度目の参加となる美大卒で現在も制作活動を行っているタレント・モデルのベックさん、そして今年初参加となる、写真のようにリアルな作風が人気を博している色鉛筆画家の林亮太さんの3人。
「やっぱり原画は迫力があるね」「構図が凝っている!」「色使いが素晴らしいね」などなど、なごやかに話しながら、ひとつひとつ作品を見たあとは、気になる作品を付箋でマークしていきます。まずは、各審査員がぞれぞれ5作品選ぶことに。
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作品を前に真剣な眼差しで議論する審査員の皆さん
「どの作品も捨てがたい!」「グランプリの作品数、増やしちゃだめですか?」「個人的にはこれが好きだけど、ノートの表紙にしたときにどうかな」などなど、選択に苦悶しつつも和気あいあいと審査は進みます。