千葉大学、全学生に海外留学を必修化…2020年度より

 千葉大学は2019年1月24日、2020年度からのグローバル人材育成戦略拡大展開プラン「千葉大学グローバル人材育成"ENGINE"」を発表した。学部・大学院の全学生を対象に海外留学を必修化し、留学プログラムや留学支援体制を強化していく。

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千葉大学グローバル人材育成“ENGINE”
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 千葉大学は2019年1月24日、2020年度からのグローバル人材育成戦略拡大展開プラン「千葉大学グローバル人材育成"ENGINE"」を発表した。学部・大学院の全学生を対象に海外留学を必修化し、留学プログラムや留学支援体制を強化していく。

 千葉大学では、2016年度設置の国際教養学部において海外留学を必修化しているが、グローバル人材育成戦略を全学的に拡大展開していくため、2020年度以降に「学部・大学院生の全員留学」を目指すことを決めた。学生には、卒業・修了までに1回の海外留学を義務付ける。

 全員留学を目指すにあたり、語学留学や異文化学習から専門研究留学まで、多様な留学プログラムを全学・部局に設置。留学奨学金の給付、留学担当教職員による事前・事後教育などにも力を入れていく。

 このほか、「千葉大学グローバル人材育成"ENGINE"」によると、外国人教員を新規配置し、英語による専門科目を開設。ICTを活用した多方向個別学習システムの構築により、海外での選択科目受講、留学中の継続学修なども可能にしていく。

 プラン実現のための財源を確保するため、必要に応じて授業料の改定も検討するという。
《奥山直美》

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