東京書籍ら4社、SDGs教材制作アライアンス発足

 東京書籍と日経BP、TREEの3社は2019年2月8日、小中学校で活用可能なSDGs教材を共同で作成する「EduTown SDGsアライアンス」を発足させ、パートナー企業とともに活動を開始したと発表した。

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EduTown SDGsアライアンス
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 東京書籍と日経BP、TREEの3社は2019年2月8日、小中学校で活用可能なSDGs教材を共同で作成する「EduTown SDGsアライアンス」を発足させ、パートナー企業とともに活動を開始したと発表した。教材を冊子にして全国の教育現場へ無料配布する。

 EduTown SDGsアライアンスは、2015年に国連サミットで採択された「2030年までの持続可能な開発目標(SDGs:エス・ディー・ジーズ)」を題材として、次期学習指導要領に掲げられた「持続可能な社会の担い手」の育成を目的とする。

 近年、多くの企業や自治体がSDGsを推進しているが、SDGsに関する子ども向けの情報や教材、カリキュラムが不足しているという。EduTown SDGsアライアンスは、SDGsを推進するパートナー企業や自治体の製品・技術などの具体的な取組みをSDGsと関係付けて解説し、子どもたちが実感をもって学べる教材を作成する。

 また、日経BPのスタッフが記事を制作し、TREEは「SDGs.TV」で培った動画制作ノウハウを生かして動画コンテンツを制作。これらのコンテンツを教材化し、東京書籍が運営する教育総合サイト「EduTown(エデュタウン)」へ配信するほか、冊子にして全国の教育現場へ無料配布する。

 2019年2月8日現在、EduTown SDGsアライアンスにはすでに4社が参加を予定している。今後は、パートナー企業をさらに広く募集し、「持続可能な社会」を実現するための未来の担い手づくりを支援していくとしている。
《工藤めぐみ》

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