【中学受験の塾選び】首都圏の人気塾の合格力(2019年度版)…SAPIX・日能研・四谷・早稲アカ

 中学受験の結果がほぼ出揃ったところで、首都圏の大手人気塾4校(サピックス小学部・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)の2019年度の合格実績を比較し、各塾の合格力を検証してみよう。

教育・受験 小学生
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  • 塾の合格実績(2019年度)男子校
  • 塾の合格実績(2019年度)女子校
  • 塾の合格実績(2019年度)共学校・公立中高一貫校
  • 塾の合格実績(2019年度)御三家
 中学受験の結果がほぼ出揃ったところで、首都圏の大手人気塾4校(サピックス小学部・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミー)の2019年度の合格実績を一覧にし、各塾の合格力を検証してみよう。

 比較対象とする中学校は表中にあるとおり、2月1日~3日入試校を中心に広い地域から(公立中高一貫を除く)受験生が集まる人気校という条件で、リセマムが独自にピックアップした45校(男子校19校、女子校12校、共学校9校、公立中高一貫校5校)。この45校について、首都圏の大手人気塾4校の合格者数を調べた。なお、合格者数は2月末時点の数値であり、今後、集計残や繰上げ合格などで増加する可能性がある。

 人気校45校のうち33校(男子校19校中16校、女子校12校中8校、共学校9校中7校、公立中高一貫5校中2校)でサピックスがもっとも多く合格者を輩出した。

 サピックスは在籍者数5,516人のところ、のべ5,955人が人気校45校に合格している。合格者数の推移を見ると、開成は2017年の234人から2018年の263人、2019年の273人へと増加。桜蔭は2018年の164人から175人へと増加している。

 日能研は神奈川の学校に強く、逗子開成とフェリス、横浜雙葉、横浜共立、市立横浜サイエンスフロンティアで合格者数がもっとも多かった。また、四谷大塚は明大明治、早稲田アカデミーは武蔵と早稲田大学高等学院、早稲田実業、都立小石川でもっとも多く合格者を輩出した。2015年から2018年の過去4年間の合格実績からも同様の傾向が見られたことから、塾によって得意な地域や学校があるようだ。

 合格者数における各塾の占有率(各塾の合格者数÷各校の合格者数)について、男女御三家を見てみると、開成はサピックスが68.9%、桜蔭はサピックスが62.3%を占めた。また、麻布と女子学院はサピックスが4割以上、雙葉はサピックスと早稲田アカデミーがそれぞれ3割以上、武蔵は早稲田アカデミーとサピックス、四谷大塚がそれぞれ約3割を占めた。サピックスの占有率は、男子御三家が53.3%、女子御三家が50.4%と、男女御三家合格者の過半数をサピックスが占め、圧倒的な強さを見せた。

 なお、塾により塾生数などの条件が異なるため、全塾生数を母数とした合格者の割合などを合格力とする考え方もあるが、ここでは実数を紹介した。
《工藤めぐみ》

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