高校生が無くなってほしいと思っている校則1位は、男女ともに「毛染めや髪形についての校則」であることが、エイチジェイが運営する「高校生ラボ★47」の調査結果より明らかになった。 日本全国47都道府県の女子高生・男子高生ネットワーク「高校生ラボ★47」は、日本全国の現役高校生670人を対象に、高校生の制服の着こなしや校則に対する調査を実施した。調査期間は2019年3月6日~3月10日。 無くなってほしい校則は、1位「毛染めや髪形についての校則」、2位「化粧禁止」、3位「スマホ禁止」、4位「制服の着崩し禁止」、5位「ピアス禁止」。毛染めや髪形について、女子はおもに「髪の色やヘアアレンジ、ヘアアクセを自由にしてほしい」、男子は「セット禁止やツーブロック禁止の校則をなくしたい」という声が多かった。 制服の着こなし方について、制服に合わせて履いている靴は、女子では「ローファー」、男子では「スニーカー」がもっとも多かった。そのほか、カバンは男女ともに「リュック」が1位、女子高生の靴下は「短い紺ソックス」が1位となった。 制服の着こなしで注意されたことがあるか聞いたところ、「ある」47.4%、「ない」52.6%と約半数に分かれた。注意されたポイントは「女子のスカート丈」がもっとも多く、「リボン/ネクタイの着用方法」、「Yシャツのボタン」が続いた。リボン/ネクタイの着用方法は、緩めて付けることで注意された高校生が多かった。