私大連、通年採用の併用を提言…就活ルール撤廃を受け

 日本私立大学連盟(私大連)は2019年4月11日、大学生の就職活動に関する提言を発表した。2021年度以降に入社する学生の就職活動には、新卒一括採用だけでなく、通年採用を併用することを提案した。

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提言「新たな時代の就職・採用と大学教育―未来を拓く多様な人材育成に向けて―」
  • 提言「新たな時代の就職・採用と大学教育―未来を拓く多様な人材育成に向けて―」
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 日本私立大学連盟(私大連)は2019年4月11日、大学生の就職活動に関する提言「新たな時代の就職・採用と大学教育―未来を拓く多様な人材育成に向けて―」を発表した。2021年度以降に入社する学生の就職活動には、新卒一括採用だけでなく、通年採用を併用することを提案した。

 日本経済団体連合会(経団連)は、2021年度以降に入社する学生を対象とする「採用選考に関する指針」を策定しないことを2018年10月9日に発表した。また、2018年12月4日に発表した「今後の採用と大学教育に関する提案」では、新卒一括採用のほか、卒業時期の異なる学生や未就職卒業者、留学経験者、外国人留学生などを対象に、夏季・秋季の採用・入社なども柔軟に行うべきであると提案した。

 経団連の見解を受け、私大連は私立大学の立場から、これからの時代にふさわしい就職・採用のあり方をとりまとめ、提言「新たな時代の就職・採用と大学教育―未来を拓く多様な人材育成に向けて―」を発表した。

 提言では、就職・採用のあり方について、「新卒一括採用・通年採用の併用」「マス対応から個別対応への転換」「学修成果の活用」「専門職採用の拡大」「外国人留学生の採用」の5つを提案。採用活動の時期については、求める人材のタイプによって、新卒一括採用と通年採用を併用することや、学生が学部卒業後の年限を限定することなく自由で主体的に就職活動時期を選択できる仕組みの導入を企業に求めた。

 また、大学と企業は、社会で活躍する人材育成のあり方や多様化する採用方法、就職・採用活動日程のルールについて、互いの理解を深め協議を継続していくべきであるとした。
《工藤めぐみ》

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