日本数学検定協会は2019年4月17日、「数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)」の出場チーム募集を開始した。応募は6月10日まで受け付けており、7月29日から8月6日まで全国16都市で地域予選を行う。 数学甲子園は、全国の中学校・中高一貫教育校・高校・高等専門学校の数学日本一を決める大会。3人から5人のチーム対抗戦で行われ、優勝チームには文部科学大臣賞が授与される。2018年の大会には全国46都道府県から278校610チーム2,425人が参加し、栄光学園高校「数学界のTouristチーム」が優勝した。 大会は数学の問題を解くだけでなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を実施。競技を通して、「数学力」「創作力」「問題解決力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育むという。 「数学甲子園2019」参加チームの募集は4月17日から6月10日まで、Webサイトもしくは郵送にて受け付けている。地域予選は7月29日から8月6日。今大会より地域予選会場に埼玉県と神奈川県が追加され、全国16都市で開催される。 全国でチームの平均点が高かった上位24チームと、12の地域ブロックそれぞれで予選の平均点がもっとも高いチーム、計36チームが本選に出場できる。本選は9月15日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて行われる。◆数学甲子園2019申込期間:2019年4月17日(水)~6月10日(月)申込方法:Webサイトもしくは郵送にて受け付けている参加費:無料※会場までの交通費・宿泊費などは、各チーム・学校で負担チーム構成:・同一の中学校、高校、中高一貫教育校、高等専門学校(3年生まで)に在籍する生徒または学生で編成する。学年混成や男女混成については問わない・1チームは3~5人で編成し、必ずチーム内でリーダーを1人選出する・同一校から複数チーム出場することも可能。ただし、本選に出場できるチームは同一校から最大2チームとする。その際、中高一貫教育校は、中学校と高校をわけて出場しても同一校とみなす【地域予選】開催日:2019年7月29日(月)~8月6日(火)・2019年7月29日(月)さいたま市、東京都(23区内)、横浜市・2019年7月30日(火)仙台市、金沢市、熊本市・2019年7月31日(水)郡山市、岡山市、福岡市・2019年8月1日(木)京都市、大阪市、神戸市・2019年8月2日(金)浜松市、名古屋市・2019年8月6日(火)札幌市、那覇市※予選会場は変更になる場合がある【本選】開催日:2019年9月15日(日)会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール(東京都千代田区神田駿河台4-6)※詳細はWebサイトで確認できる