日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は、「ICT日米教員交流プログラム」に参加する教員の募集を開始した。対象は、中学校や高校の現職教員15名。2019年8月に約1週間訪米し、米国教員と教育交流を図る。応募締切は5月20日。 「ICT日米教員交流プログラム」は、2009~2018年度まで実施した「ESD日米教員交流プログラム」の後継プログラム。日米両政府で資金を分担し、日米教育委員会が主催、Institute of International Education (IIE) が運営パートナーを務める。 対象は、日米の中学校や高校でICTを学校教育現場で導入している、または導入する具体的な予定を持ち、日米間で交流を推進する意欲のある現職教員。日本側からは15名を募集する。参加者自身が取り組み、共同で大きなアウトプットを求められる参加型プログラムとなっており、「ICTを活用し“宇宙と地球”を使った授業づくり」をテーマに日米間で教員の相互交流、意見交換、共同研究を行う。 2019年8月4~11日の日程で訪米し、米国側の教員15名と5日間の会議に参加。学びの場におけるICTの役割と可能性、21世紀型コンピテンシー、教育から見た日米交流などについて講義、ワークショップ、施設訪問を実施予定。両国の参加教員で、「宇宙と地球」を題材にICTを活用した交流授業(共同プロジェクト)を立ち上げることが最終目的となる。プログラム参加後には報告書の提出が義務付けられている。 プログラム参加にあたり、米国への渡航費、宿泊費、海外旅行保険、往復交通費(自宅最寄り新幹線駅もしくは空港から往路・復路で利用する羽田/成田空港まで)、食費(一部を除く)、プログラムに関わる雑費は、主催者側が負担する。 応募要件は、日本国籍を有している学校教育法に定める中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、都道府県・各市町村教育委員会に勤務する教員。5年以上の教員経験がある者が望ましく、学校長もしくは教育長から推薦状が得られる者など。プログラム期間中は日英通訳がつくため、英語でのディスカッション能力は必須ではないが、日常英会話程度ができ、積極的に米国側参加者と関わることが求められる。 応募締切は5月20日正午。参加希望教員は、日米教育委員会Webサイトの登録フォームに必要事項を入力して応募する。書類審査通過者には、6月16日にオンライン面接(スカイプ)を実施する。◆ICT日米教員交流プログラム応募期間:2019年4月19日(金)~5月20日(月)応募方法:日米教育委員会Webサイトの登録フォームに必要事項を入力して応募する募集人数:15名応募要件:・日本国籍を有している学校教育法に定める中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、都道府県・各市町村教育委員会に勤務する教員※5年以上の教員経験がある者が望ましい・学校長もしくは教育長から推薦状が得られる者・プログラム参加準備期間から参加中ならびに参加後も積極的に日米相互交流を深める活動に取り組む姿勢を持つ者・心身ともに健康で団体の一員としてプログラム全期間に参加可能な者プログラム実施期間:2019年8月4日(日)~11日(日)参加費:米国への渡航費、宿泊費、海外旅行保険、往復交通費(自宅最寄り新幹線駅もしくは空港から往路・復路で利用する羽田/成田空港まで)、食費(一部を除く)、プログラムに関わる雑費は主催者負担