東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、大会組織委員会やスポーツ庁、東京都教育委員会はオリンピック・パラリンピック教育を推進している。東京都教育委員会は、都内の全公立・私立学校を対象に直接観戦する機会を提供する。 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020大会が子どもたちにとってかけがえのない財産となるように、「東京2020教育プログラム『ようい、ドン!』」を展開し、オリンピック・パラリンピック教育を実施している学校を「ようい、ドン!スクール」として認証している。また、Webサイトではオリンピック・パラリンピック教育に関する教材や指導案、参考資料を紹介している。 スポーツ庁は、オリンピック・パラリンピック教育を開催都市だけでなく全国に展開。オリパラ教育地域拠点(道府県、政令市)は、オリパラ教育全国中核拠点(筑波大学、日本体育大学、早稲田大学)と連携し、当該地域内で広くオリパラ教育を実施している。具体的には、オリパラ教育推進校の指定や、地域ワークショップ・報告会などを開催している。 東京都教育委員会は2016年度より、都内すべての公立学校で「東京都オリンピック・パラリンピック教育」を実施。年間35時間(週1時間)程度を目安に、通常の教育活動の中で、オリンピック・パラリンピックに関連付けた取組みを行っている。この集大成として、観戦を希望する都内の全公立・私立学校を対象に学校単位で直接観戦する機会を提供し、観戦チケットの費用を東京都が負担する。
東京2020大会「TOKYO FORWARD」レガシー展11/19まで 2023.10.12 Thu 12:45 東京都は2023年11月19日まで、「TOKYO FORWARD TOKYO2020レガ…