英検協会、新方式「英検2020 1day」の実施概要公表

 日本英語検定協会(英検協会)は2019年7月2日、「大学入試英語成績提供システム」に対応する「英検2020 1day S-CBT(以下「英検2020 1day」)」の2020年度の実施概要を発表。2020年4月~7月のいずれかで行われる第1回検定の予約申込みは2019年9月、本申込みは2020年2月。

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 日本英語検定協会(英検協会)は2019年7月2日、「大学入試英語成績提供システム」に対応する「英検2020 1day S-CBT(以下「英検2020 1day」)」の2020年度の実施概要を発表。2020年4月~7月のいずれかで行われる第1回検定の予約申込みは2019年9月、本申込みは2020年2月。

 「英検2020 1day」は、大学入試センターから付与される「共通ID」を利用して受験する高校3年生および既卒生を対象とした英検の新しい方式の試験。日本英語検定協会はこの度、Webサイトにて実施概要を掲載した。

 「英検2020 1day」では、全国186エリアに約260のテストセンターを配置予定。受験希望者には、予約申込みと本申込みの2つのステップが用意され、予約申込みでは入力情報をもとに、都道府県単位で実施期間内に予約申込者数の120%(2割増し)のキャパシティを目安に、余裕のある座席数を用意する。そのため、予約申込みをした段階で座席は確実に確保される。

 予約申込時に希望した都道府県のうち、本申込時には先着順で希望の受験日時・受験会場を選択できる。したがって、英検協会が一方的に受験日時や受験会場を指定することはない。申込みの多い都道府県については、実施日や実施回数を毎週末、もしくは平日夜に増やすなど、受験を希望する受験者が検定実施期間内に確実に受験できるようにする。

 対象級は、準1級~3級の4グレード(CEFR段階はB2~A1)。検定料は、3級が5,800円、準2級が6,900円、2級が7,500円、準1級が9,800円(いずれも税込)。日程は、第1回検定が2020年4月~7月のいずれか(予約申込みは2019年9月、本申込みは2020年2月)、第2回検定が8月~11月のいずれか(予約申込みは1月、本申込みは6月)。原則、土日祝日の日中または平日夜に実施予定。受験可能回数は各検定それぞれ1回まで。詳細の日程・会場については、本申込時に公表する。

 予約申込み、本申込みともにWebサイトにて受け付ける。予約申込みの際、コンビニ払い、クレジットカードなどで予約金3,000円(税込)の入金、本申込みの際に希望級の検定料と予約金3,000円との差額の支払いが必要。

 英検協会は今後、予約申込みが始まる秋までに、「英検2020 1day」をリアルに体験できるコンテンツなども英検Webサイト内にて構築していく予定。また、これに関わる詳細情報なども追ってWebサイト内に掲載するため、随時確認してほしいとのこと。
《桑田あや》

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