プログラミング英語検定、無料ベータ版提供開始

 グローバリゼーションデザイン研究所は2019年9月5日、プログラミングで求められる英語力を測定して認定する「プログラミング英語検定」ベータ版の提供を開始した。当面はWebサイトで無料受験できるベータ版を提供し、2020年初めに正式版の公開を目指す。

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「プログラミング英語検定」Webサイト
  • 「プログラミング英語検定」Webサイト
  • 「プログラミング英語検定」試験画面サンプルA
  • 「プログラミング英語検定」試験画面サンプルB
  • 「プログラミング英語検定」合格証書サンプル
  • 「プログラミング必須英単語600+」サンプル
 グローバリゼーションデザイン研究所は2019年9月5日、プログラミングで求められる英語力を測定して認定する「プログラミング英語検定」ベータ版の提供を開始した。当面はWebサイトで無料受験できるベータ版を提供し、2020年初めに正式版の公開を目指す。

 現代のプログラミングにおいては、リファレンスやソースコード内のコメントを英語で読んだり関数名を英語で付ける必要があり、英語力が不可欠となっている。「プログラミング英語検定」は、受験者が検定に向けた学習をすることで英語力を高め、その結果として効率的にプログラミングできる力を身に付けてもらうことを目的とした検定試験。試験設計と作問は「アプリケーションをつくる英語」や「ITエンジニアのための英語リーディング」など複数の関連著書を持つグローバリゼーションデザイン研究所代表の西野竜太郎が担当する。

 対象は、高校在学~卒業以上程度の英語力を持つプログラマーや志望者。高校在学程度の英語力を目安とした「ベーシック」と、高校卒業程度以上程度の英語力を目安とした「アドバンスト」の2つのレベルで実施する。当面はWebサイトでの受験のみで、会場試験は検討中だという。ベータ版のベーシック試験は制限時間25分、50点満点中30点以上(60%以上)で合格。アドバンスト試験は制限時間30分、75点満点中45点以上(60%以上)で合格となる。

 また検定開始と同時に、プログラミングで必須の英単語をまとめた「プログラミング必須英単語600+」をクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC-SA 4.0)で公開。誰でも無償で入手でき、プログラミング英語の学習や知識確認に活用できる。

◆プログラミング英語検(ベータ版)
対象:高校在学~卒業以上程度の英語力を持つプログラマーや志望者
試験レベル:「ベーシック(高校在学程度の英語力)」、「アドバンスト(高校卒業程度以上程度の英語力)」
受験料:無料
受験方法:プログラミング英語検定のWebサイト上で随時受験可能
問題カテゴリー:語彙、文法、読解、英作文(リスニングやスピーキングは対象外)
出題内容:
・ソースコード(例:関数名、コメント)
・APIリファレンス(例:クラスやメソッドの説明)
・マニュアル/ヘルプ(例:開発ツールの使用方法)
・ユーザー・インターフェイス(例:ボタン、エラー・メッセージ)
《畑山望》

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