小学生の宿題、保護者の3割以上「始める時間を決めさせる」

 子どもを宿題に取り組ませるため、3割以上の保護者が「始める時間を決めさせる」対応をとっていることが、小学館集英社プロダクション(ShoPro)による「まなびwith」宿題意識調査からわかった。そのほか「条件を出す」といった回答もみられた。

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子どもを宿題に取り組ませるためにどんな対応をするか
  • 子どもを宿題に取り組ませるためにどんな対応をするか
  • 子どもを学習する気にさせたい、やる気を出してもらいたいとき、どこで解決策を探すか
 子どもを宿題に取り組ませるため、3割以上の保護者が「始める時間を決めさせる」対応をとっていることが、小学館集英社プロダクション(ShoPro)による「まなびwith」宿題意識調査からわかった。そのほか「条件を出す」といった回答もみられた。

 宿題に関するアンケート調査は、幼児から小学生まで一貫した新しい教材「まなびwith(ウィズ)」を展開する小学館集英社プロダクション(ShoPro)が実施したインターネット調査。全国の小学生の子を持つ保護者330名を対象に行われた。

 子どもを宿題に取り組ませるための対応として、もっとも多かったのは「始める時間を決めさせる」で、全体の34.5%となった。ついで、「やらないとゲームができないなどマイナスの条件を出す」28.8%、「ご褒美などプラスの条件を出す」28.5%、「とにかくやりなさいと言い続ける」27.6%など。そのほか、「何も言わない」という対応が17.3%だった。

 子どもを学習する気にさせたい・やる気を出してもらいたいときの解決策を探す際、「子育て情報サイト」が26.0%、「近親者の意見」24.5%、「ママ友の意見や口コミ」23.1%などをあげる回答者が多かった。ただし、もっとも多かったのは「解決策を探すことがない」35.5%となっている。

 ShoProは、解決策の「収集方法が分散傾向であり、解決の糸口が見つからない様子も垣間見え」るとコメント。自分の子どもを学習に向かわせるために四苦八苦している実情がうかがえる結果となった。
《黄金崎綾乃》

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