働く母、時間を取られるのは朝食準備…理想は18.4分

 かまぼこなどの練製品を製造販売する一正蒲鉾は、働く母親の朝の準備に関する調査を実施。1日のうち1番時間がないのは「朝」で、もっとも時間がかかるのは「朝ごはんの準備」という結果になり、理想の準備時間は平均18.4分だった。

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朝にもっとも時間がかかってしまうこと
  • 朝にもっとも時間がかかってしまうこと
  • 朝起きてから出勤するまでの時間は何時間ぐらいあるか
  • 朝ごはんに関する考え
  • 朝ごはんの準備で時間と内容のどちらをより重視するか
  • 自身の家庭でおでんを食べるタイミング
  • 一正蒲鉾
 かまぼこなどの練製品を製造販売する一正蒲鉾は、働く母親の朝の準備に関する調査を実施。1日のうち1番時間がないのは「朝」で、もっとも時間がかかるのは「朝ごはんの準備」という結果になり、理想の準備時間は平均18.4分だった。

 調査は、全国の20~50代で4歳から小学生以下の子どものいる働く母親が対象。サンプル数は200人で、インターネットを利用して2019年10月12日~14日に行った。

 1日のうち、1番家庭で時間がないと感じるのはいつかという問いには、7割以上が「朝」と回答。朝にもっとも時間がかかってしまうことの第1位は、「朝ごはんの準備」33.3%。このほか、「配偶者や子供の身支度」32.7%、「洗濯や掃除などの家事」24.5%と続いた。

 また、朝起きてから出勤するまでの時間は何時間ぐらいあるかという問いには、半数近い49.0%の人が「2時間以上2時間30分未満」と回答し、平均は2時間という結果になった。理想の朝食の準備時間はどれぐらいかという質問に対しては平均18.4分となった。

 朝食に関しては、9割以上の母親が「献立決めに苦労しワンパターンになってしまう」「栄養バランスも大事だが、朝は時間がないので難しい」と感じている。しかし、「家族には、野菜や栄養バランスのとれた朝ごはんを食べさせたい」と考えている人も9割おり、理想の朝食はあるものの現実的には難しく、働く母親は朝食の準備に関してさまざまな悩みを抱えていることがわかった。朝食の準備で時間と内容のどちらをより重視するかという質問に対しては、「時間重視派」が80.5%と大多数という結果となった。

 自身の家庭でおでんを食べるタイミングはいつかという問いには、9割以上の人が「夜」と回答。管理栄養士の小沼明美氏によると、調理済みのおでんは温めるだけで時短にもなり、寒くなる季節に朝食に取り入れることがおすすめだという。
《田中志実》

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