日経BPコンサルティングは2019年11月27日、「大学ブランド・イメージ調査(2019-2020)」の結果を発表した。首都圏編の大学ブランド総合力トップ3は、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学。早稲田大学が6年ぶりに慶應義塾大学を抜き2位になった。 今回13年目になる「大学ブランド・イメージ調査(2019-2020)」は、全国9地域456大学(首都圏編は120校)について、各大学の認知やイメージなどをたずねた。それぞれの地域に居住し、仕事をしている人(ビジネスパーソン)に回答を依頼し、首都圏編では6,149件の有効回答を得た。 49のブランド・イメージ項目の得票率を束ねて算出した「大学ブランド総合力」首都圏編は、1位「東京大学」84.1ポイント、2位「早稲田大学」79.9ポイント、3位「慶應義塾大学」77.1ポイント、4位「一橋大学」72.1ポイント、5位「上智大学」69.5ポイント。前回3位の早稲田が6年ぶりに慶應義塾大学を抜き2位にランクインした。また、前回7位の一橋大学が4位に、前回4位の上智大学が5位になった。 前回と比較すると、東京経済大学が4.2ポイント伸ばして上昇率1位となり、2位の一橋大学は4.0ポイント、3位の明治大学で2.9ポイント上昇した。 各ブランド・イメージ項目で1位になった大学は、「いま注目されている、旬である」大学は青山学院大学、「上品・誠実」因子はフェリス女学院大学など。49のイメージ項目のうち、もっとも1位を獲得しているのは、東京大学の12項目、ついで早稲田大学の7項目、青山学院大学の6項目。青山学院大学は「ブランド総合力」では6位だが、大学イメージでは6項目で1位を獲得した。◆大学ブランド・イメージ調査(2019-2020)【首都圏編】大学ブランド総合力ランキング(ビジネスパーソンベース)トップ20※()は前回の順位1位(1):東京大学 84.1ポイント2位(3):早稲田大学 79.9ポイント3位(2):慶應義塾大学 77.1ポイント4位(7):一橋大学 72.1ポイント5位(4):上智大学 69.5ポイント6位(6):青山学院大学 69.3ポイント7位(9):明治大学 68.6ポイント8位(5):東京工業大学 68.5ポイント9位(8):お茶の水女子大学 66.3ポイント10位(11):東京外国語大学 62.3ポイント11位(16):東京理科大学 62.2ポイント12位(15):国際基督教大学 61.9ポイント13位(10):中央大学 60.9ポイント14位(18):津田塾大学 60.6ポイント15位(12):学習院大学 60.4ポイント16位(13):立教大学 60.2ポイント17位(17):東京学芸大学 59.3ポイント18位(22):東海大学 57.3ポイント19位(14):横浜国立大学 57.0ポイント20位(23):日本大学 56.5ポイント20位(20):フェリス女学院大学 56.5ポイント