東京書籍、小中学校向けSDGs学習サイトで実践教材を公開

 東京書籍は、SDGsを学ぶ子どもたちのためのWebサイト「EduTown SDGs(エデュタウン・エスディージーズ)」にて新たに4つの実践的な教材を公開した。日経BP、TREE、東京書籍による「EduTown SDGs アライアンス」が制作。2020年4月には第2弾を公開する予定。

教育・受験 先生
事例記事(サラヤ)
  • 事例記事(サラヤ)
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  • 事例記事(積水化学工業)
  • 事例映像(積水化学工業)
 東京書籍は、SDGsを学ぶ子どもたちのためのWebサイト「EduTown SDGs(エデュタウン・エスディージーズ)」にて新たに4つの実践的な教材を公開した。日経BP、TREE、東京書籍による「EduTown SDGs アライアンス」が制作。2020年4月には第2弾を公開する予定。

 2019年2月に発足した「EduTown SDGs アライアンス」は、日経BP、TREE、東京書籍による、持続可能な社会の創り手を育むことを目的としたプロジェクト。SDGsに関する実践的な教材づくりを通じて、パートナー企業と共に次世代育成によるサステナブルな社会づくりの達成を目指している。2019年12月現在、サラヤ、味の素、サントリーホールディングス、積水化学工業がパートナー企業として参画している。

 新たに公開された実践的な教材は、SDGs推進企業である、サラヤ、味の素、サントリーホールディングス、積水化学工業の取組みを、取材記事と映像で教材化。子どもたちにとって身近な商品やサービスを通してSDGsを実践的に学ぶことができる。

 たとえば、「“手の衛生”でアフリカの感染症を防ぐ」では、途上国の人々には感染症を予防する知識や衛生環境が十分ではなく、そのために予防できる病気で多くの子どもたちが命を落としているという実態を紹介。サラヤが行っているアフリカ・ウガンダでの取組みを例に、感染症の予防が人々の健康を守ることについて考える。

 「きれいな水を使い続けていくためにできること」は、地球上のあらゆる生き物が必要とする“水”がテーマ。その水を守り、育み、大切に使うことは、水の惑星・地球に生きる私たちの責任であるとし、私たちが飲む水をペットボトルの商品として生産するサントリーで水の研究をしている矢野伸二郎さんが、きれいな水を使い続けていくためにできることについて紹介する。

 このほか、味の素の取組みを紹介した「健康で強い体、元気な体をつくる」、積水化学工業の取組みを紹介した「いつまでも安心して住み続けられるまちをつくる」の全4教材。子どもたちがわかりやすくSDGsについて学べるWebサイト「EduTown SDGs」で公開している。

 「EduTown SDGs」では、SDGsの17の目標についてイラストと文章でわかりやすく解説している。身近な商品やサービスを通して実践的に学べる企業事例やカードゲーム、SDGsを指導する先生向けの情報も発信している。
《外岡紘代》

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