【センター試験2020】受験前に確認すべき注意点やマーク例

 大学入試センターは、2020年度(令和2年度)試験情報に「受験上の注意」「試験問題冊子の注意事項等について」「解答科目欄の不適切なマーク例」を掲載している。間違いやマークミスが起きやすい教科・科目の見本などを示し、試験前に必ず確認するよう呼びかけている。

教育・受験 高校生
「地理歴史、公民」の正しいマーク例 (第1解答科目で「日本史B」、第2解答科目で「政治・経済」を解答する場合)
  • 「地理歴史、公民」の正しいマーク例 (第1解答科目で「日本史B」、第2解答科目で「政治・経済」を解答する場合)
  • 受験上の注意
  • 「地理歴史」の解答用紙の様式(見本)
  • 不適切なマーク例(第1解答科目の解答用紙に2科目分を マーク)
  • 不適切なマーク例(同一名称を含む科目の組合せで2科目をマーク)
  • 不適切なマーク例(第1解答科目と第2解答科目の解答科目欄に同じ科目をマーク)
  • 試験実施期日など
 大学入試センターは、2020年度(令和2年度)試験情報に「受験上の注意」「試験問題冊子の注意事項等について」「解答科目欄の不適切なマーク例」を掲載している。間違いやマークミスが起きやすい教科・科目の見本などを示し、試験前に必ず確認するよう呼びかけている。

 2020年度(令和2年度)大学入試センター試験の実施日は、2020年1月18日と19日。追・再試験は、2020年1月25日と26日に行われる。

 大学入試センターでは「受験上の注意」において、大学入試センター試験を受験するにあたっては、「受験上の注意」と「受験案内」をよく読み、当日は「受験上の注意」を持参するよう記載している。

 「受験上の注意」では、特に気をつけなければならない注意事項として4点をあげ、試験前に必ず確認するよう呼びかけている。具体的には、試験当日は受験票の受験教科名欄に「○」が表示された教科(登録した教科)以外を受験することはできない。万一、登録していない教科を受験しても、その教科は採点されない。

 「地理歴史、公民」の受験科目数と「理科」の科目選択方法(A~D)は、試験当日に変更できない。「地理歴史、公民」と「理科2」の試験時間で「2科目受験する」と登録した場合、試験当日に1科目のみを受験することはできない。このため、遅刻者の試験室への入室限度(「地理歴史、公民」は午前9時50分、「理科2」は午後3時50分)までに入室しないと、後半の第2解答科目を含めて、その試験時間は一切受験できなくなる。第1解答科目のみを受験して、途中退室することもできない。

 このほか、受験する教科によっては、「倫理」と「倫理、政治・経済」や「数学I」と「数学I・数学A」のように類似の名称の科目が同一の問題冊子に編集されている。解答する科目が掲載されているページを間違えないように、よく確認する必要がある。

 「試験問題冊子の注意事項などについて」では、「地理歴史」「理科1」「数学1」「数学2」「理科2」について、試験問題冊子の注意事項、解答用紙の様式(見本)を掲載している。

 「解答科目欄の不適切なマーク例」では、「地理歴史、公民」「理科1」「理科2」について、選択した科目のマークミスが生じやすいことから、解答用紙の解答科目欄の「正しいマーク例」と「不適切なマーク例」を示している。誤ってマークした場合は適切に採点されず、場合によっては個別学力検査の出願資格を失う場合もあるため、マーク例をよく確認し、解答科目欄をマークする際は十分注意してほしいという。

 「受験上の注意」「試験問題冊子の注意事項等について」「解答科目欄の不適切なマーク例」は、大学入試センターのWebサイトから確認できる。
《奥山直美》

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