【高校受験2020】千葉県公立入試後期3/2<数学>講評…易しい問題と難しい問題が判別しやすい

 令和2年3月2日(月)、令和2年度(2020年度)千葉県公立高等学校入学者選抜の「後期選抜」が実施された。リセマムでは、京葉学院の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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2020年度 千葉県公立高校後期<数学>講評
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 令和2年度(2020年度)千葉県公立高等学校入学者選抜の「後期選抜」が令和2年3月2日(月)に実施された。千葉県公立高校入学者選抜のうち、後期選抜は2月25日に出願、2月26日から27日正午まで志願または希望の変更を受け付けた。後期選抜などの募集人員1万1,351人に対し、志願者数は1万4,740人、志願倍率は1.30倍となった。リセマムでは、京葉学院の協力を得て、後期選抜学力検査の「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<数学>講評(京葉学院 提供)



 例年大問5題で構成され、大問1は計算問題、大問2は独立小問集、大問3~5では「関数」と「平面図形」に加え、規則性を中心とする「融合問題」の3題が出題されます。今年もその出題構成に変更はありませんでした。今年は大問4までは例年同様手間のかかる問題が少なく解きやすいものでしたが、大問5が例年と比べて問題文が長くグラフを読み取る必要があり、条件を整理、把握するのに苦労した受験生が多かったと思われます。大問4までを例年より素早く解き、大問5に費やせる時間を確保できたかどうかが一つのポイントになったと思われます。作図、図形の証明(穴埋め+記述)、確率、関数は毎年出題されています。また、ここ数年は資料の活用が頻繁に出題されています。今年も前期、後期とも出題されました。

1.計算問題


 基本的な計算が6問出題されました。例年通り、短時間で確実に正解することが求められる問題でした。

2.独立小問集


  昨年同様、小問5つの出題でした。(1)は文字式の利用、(2)は資料の活用、(3)は平面図形、(4)は確率、(5)は作図の問題でした。どれも素直な問題なので、落ち着いてミスなく得点できたかどうかが重要でした。

3.関数


 2つの放物線とそれぞれの放物線上の点が2つ与えられた問題でした。(1)、(2)は基本的な関数の問題で、確実に得点したいものでした。(3)は回転体の体積を求める問題ですが、回転させる三角形の辺が回転の軸にのっていないパターンなので、きちんと円錐の組み合わせを考えられたか、ミスなく計算できたかどうかが明暗を分けるものでした。

4.平面図形


 二等辺三角形の性質、三角形の合同を利用する問題でした。(1)の証明は、例年後期は易しめの問題が出題されていましたが、今年はさらに単純な易しい問題でした。記述量が少なすぎて逆にとまどった受験者がいたかもしれません。(2)は文字を使って面積を表す問題でしたが、与えられた角度から「60度」を導き出せたかどうかがポイントでした。

5.融合問題(点の移動の規則性・グラフの読み取り・三角形の面積・関数の利用)


 対角線が直交する線対称な四角形の2つの辺上を2点が規則的に移動することについて考える問題でした。(1)と(2)はグラフを読み取るだけの問題ですが、(2)は気付きにくかったかもしれません。(3)は(2)より取り組みやすい問題で、(2)が分からなかったとしても得点しておきたいものでした。(4)は新たに注目する図形が与えられ、面積について考える問題が2問出題されました。高得点を狙う受験生はせめて1(まるいち)だけでも正解しておきたいものでした。

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 このレポートは令和2年3月2日(月)に速報として京葉学院により作成されたもの。

協力:京葉学院
《編集部》

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