大阪府大東市、コロナ対策に3億円計上…給食・保育無償化

 大阪府大東市は、新型コロナウイルス感染症に関する対策事業として、2020年度予算に3億円の予備費を計上した。公立小中学校の1学期中の給食費を無償とするほか、0~2歳児の保育料を7月まで無償化。産婦らにマスクを配布する。

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 大阪府大東市は、新型コロナウイルス感染症に関する対策事業として、2020年度予算に3億円の予備費を計上した。公立小中学校の1学期中の給食費を無償とするほか、0~2歳児の保育料を7月まで無償化。産婦らにマスクを配布する。

 2020年4月3日に開催した第5回大東市新型コロナウイルス対策本部会議において、新型コロナウイルスに関する感染予防対策および生活対策・経済対策のため、2020年度予算の予備費3億円の活用を決めた。

 現時点で実施が決定しているのは、「1学期間、公立小中学校の給食を無償化」「7月まで、保育所・認定こども園の0~2歳児の保育料を無償化」「産後6か月までの人にマスクを配布」の3点。

 学校給食費と保育料の無償化は、収入が減少する恐れのある子育て世代の負担軽減が目的。1食あたりの給食費(小学校215円~235円、中学校280円)と1学期の給食回数(2019年度実績ベース)をもとに算出すると、保護者の負担軽減額は小学校1万3,000円~1万4,000円程度、中学校1万4,000円程度。1学期間の無償化による歳入減収見込額は、小学校分で5,800万円程度、中学校分で2,900万円程度。

 保育所・認定こども園の保育料の無償化は、3歳児以上はすでに実施していることから、新たに4~7月までの4か月間、0~2歳児の保育料を無償とする。保育料は収入に応じて異なるため、保護者の負担軽減額は9,600円~6万7,600円程度となる。

 また、妊婦は一般的に肺炎が重症化する可能性があることから、大東市では2月28日から妊婦にマスクを配布しており、今回は対象を産婦にも拡大する。対象となるのは、2019年11月1日~2020年4月30日に出産した大東市に住民登録がある人。配布枚数は1人50枚。約400人の対象者には個別に通知する。

 大東市では今後も随時、対応などを検討し、必要に応じた新型コロナウイルス感染症対策を講じる予定。学校休校に伴う各家庭の負担増や外出自粛要請への対応の苦労に配慮し、現金給付を早急に実現できるよう検討も続けているという。
《奥山直美》

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