文科省、日本人留学生へ「最新情報を確認して」JASSOも柔軟対応

 文部科学省は2020年4月24日、外務省が新たに14か国・地域を新型コロナウイルスの感染症危険情報レベルを3に引き上げたことから、世界各国に留学中の日本人学生に向けて、最新情報を確認し感染予防に万全を期すよう呼び掛けた。

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 文部科学省は2020年4月24日、外務省が新たに14か国・地域を新型コロナウイルスの感染症危険情報レベルを3に引き上げたことから、世界各国に留学中の日本人学生に向けて、最新情報を確認し感染予防に万全を期すよう呼び掛けた。

 新型コロナウイルスの感染は世界的な広がりを見せており、4月24日現在、185か国・地域で265万人以上の感染が確認され、全世界の死亡者数は約18万人となっている。感染の拡大は、依然として続いており、地域的にもますます広がっていることから、外務省はペルー、ロシア、アラブ首長国連邦など新たに14か国・地域について、感染症危険情報レベルをレベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げた。

 文部科学省は、外国留学中の日本人学生に向けて、新型コロナウイルス感染症については日々状況が変化していることから、外務省や現地の日本国大使館などからの連絡が確実に受けられるよう、在留届・たびレジに渡航情報を登録し、外務省や現地の日本国大使館などのWebサイトで最新の情報を随時把握するように依頼。

 また、留学中の日本人学生が在籍する日本の各大学などに対しては、学生と速やかに連絡が取れる体制の構築に加え、定期的な安否確認、随時の所在の把握(留学先近辺にいるのか、別の場所にいるのかなど)に努めるとともに、不安解消のための必要なサポートについて対応するよう要請している。

 「海外留学支援制度」および「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の奨学金を支給する日本学生支援機構(JASSO)に対しても、大学などを通じて一時帰国などの相談があった場合は、留学計画の一時中断の手続きをとるなど、奨学金支給について柔軟に対応するよう要請。

 感染症危険情報レベル2以上の国・地域への留学については、奨学金の支援対象外としてきた。しかし、航空便の減便・運休が多く発生していること、学修プログラムがオンラインで継続されていることから速やかな帰国が困難な場合、留学中に感染症危険情報レベル2以上となりやむなく一時帰国した場合であっても、帰国後もオンラインなどにより学修を継続していることが確認できる場合は、奨学金の支給を継続することとなった。

 さらに、日本学生支援機構は日本人留学生の帰国時の経済的負担を軽減するため、緊急的に「海外留学支援制度」「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」を受給している留学生への「JASSO災害支援金」の支給および私費留学などの留学生への第二種奨学金(海外)の応急採用を開始することとした。詳細は日本学生支援機構のWebからサイトで確認できる。
《田中志実》

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