厚生労働省が2025年3月14日に発表した第118回歯科医師国家試験の合格状況によると、学校別で合格率がもっとも高かったのは「東京歯科大学」で95.6%。新卒者の合格率は、「大阪歯科大学」「昭和大学歯学部」など13校で90.0%を超えた。
第118回歯科医師国家試験は、2025年2月1日と2日に東京都ほか7か所にて施行。3月14日午後2時から、厚生労働省Webサイトで受験地別に合格者の受験番号が掲載されている。
歯科医師国家試験の合格率は70.3%、新卒者の合格率は84.0%。平均合格率は、国立が80.4%、公立が77.2%、私立が67.2%、認定や予備試験のその他は31.6%。全体平均70.3%は、過去10年間でもっとも高い合格率となった。
学校別合格者状況によると、合格率がもっとも高いのは「東京歯科大学」95.6%、ついで「昭和大学歯学部」92.9%、「長崎大学歯学部」89.8%、「岡山大学歯学部」87.9%、「東京科学大学歯学部」87.7%、「新潟大学歯学部」84.5%、「日本歯科大学新潟生命歯学部」84.3%、「北海道大学歯学部」83.9%、「大阪大学歯学部」83.6%。
新卒者の合格率が90.0%を超えたのは、「大阪歯科大学」100.0%、「昭和大学歯学部」97.7%、「東京歯科大学」97.0%、「北海道大学歯学部」「朝日大学歯学部」95.9%、「岡山大学歯学部」95.7%、「東京科学大学歯学部」93.9%、「長崎大学歯学部」93.6%、「日本歯科大学生命歯学部」93.3%、「北海道医療大学歯学部」91.7%、「鹿児島大学歯学部」「松本歯科大学」90.7%、「大阪大学歯学部」90.2%の13校だった。