厚生労働省は2025年3月14日午後2時、医師国家試験と歯科医師国家試験の合格発表を行った。合格率は、医師が92.3%、歯科医師が70.3%。前年(2024年)の合格率と比較すると、医師は0.1ポイント減少、歯科医師は4.2ポイントと大きく増加した。
第119回医師国家試験は、2025年2月8日と9日に実施された。出願者数1万544人、受験者数1万282人、合格者数9,486人、合格率は92.3%で、前年の92.4%と比べ0.1ポイント減。このうち、新卒者の合格者数は9,029人、合格率は95.0%で、前年の95.4%と比べ0.4ポイント減少した。
第118回歯科医師国家試験は2025年2月1日と2日に実施された。出願者数3,431人、受験者数3,039人、合格者数2,136人、合格率は70.3%で、前年の66.1%と比べ4.2ポイント増加。このうち、新卒者の合格者数は1,657人、合格率は84.0%で、前年の81.5%と比べ2.5ポイント増加した。
厚生労働省Webサイトではこのほか、各試験の合格者数や合格基準なども掲載している。合格者の受験番号は受験地ごとに確認できる。リセマムはこのあと、第119回医師国家試験(学校別合格者数や合格率)と第118回歯科医師国家試験(学校別合格者数や合格率)についても公開する。