夏のインターハイ中止、文科相が配慮要請へ

 令和2年度(2020年度)インターハイの中止を受けて、萩生田光一文部科学大臣は2020年4月28日の定例記者会見で、中止延期となった各競技大会に参加できなかったことによって、特定の受験生が不利益を被ることがないよう、各大学に配慮を要請する方針を明らかにした。

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萩生田光一文部科学大臣の2020年4月28日の定例記者会見
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  • 全国高等学校体育連盟
 令和2年度(2020年度)インターハイの中止を受けて、萩生田光一文部科学大臣は2020年4月28日の定例記者会見で、中止延期となった各競技大会に参加できなかったことによって、特定の受験生が不利益を被ることがないよう、各大学に配慮を要請する方針を明らかにした。

 2020年8月に開催予定の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)について、4月26日に主催者である全国高等学校体育連盟(高体連)が中止を決定した。高体連としては、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、選手・学生の安全を第一に考慮して、大会中止の結論に至ったという。

 生徒の心情にも配慮して、今後安全に部活動が実施できる状態になった場合には、高校3年生がこれまでの活動成果を発揮できるように何らかの場を設けることについて、高体連から各都道府県の関係者に対して検討を要請している。

 インターハイの中止を受けて、萩生田光一文部科学大臣は、「高校3年間部活動に熱心に取り組んできた高校生にとってインターハイは大きな目標であり、春の全国大会に続き夏のインターハイも中止になったことは非常に残念なことであり、特に高校3年生にとっては大変落胆されておられることだろうと思います」とコメント。

 今年の春から夏までに予定されていたさまざまな大会が中止となり、2021年度の大学入学者選抜に影響が及ぶことが予想される。特に9月以降に出願が始まるAO入試や11月以降に始まる推薦入試への影響を考慮し、「大会に参加できなかったことで特定の受験生が不利益を被ることがないよう、各団体や各大学に対して配慮要請を通知したい」と文科相の考えを示した。

 具体的には、入試にあたって高校の先生からの推薦状などをしっかり読み込んでもらい、受験生との面接などの機会も作って時間をきちんとかけて選抜してほしいとしている。
《工藤めぐみ》

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