みずがめ座η(エータ)流星群が、ゴールデンウィーク後半の2020年5月6日未明から明け方にかけて、観測チャンスを迎える。満月前の明るい月が夜空を照らすため、観測の際は月の反対側を眺めるのがお勧め。5月6日を中心とする2~3日間の未明が見頃となりそう。 みずがめ座η流星群は、毎年5月の連休ごろに極大を迎える流星群。国立天文台によると、放射点の位置の関係で北半球の中・高緯度の地域での観測は難しく、日本では明け方の1時間くらいしか見ることができない。ただし、極大前後数日間は同じくらいの流星が観測できる。5月6日を中心とする2~3日間の未明が見頃だという。 アストロアーツによると、みずがめ座η流星群の極大時刻は5月6日午前5時ごろの予測。流れ星が見やすい時間帯は、6日の未明から明け方となりそう。満月前の明るい月がほぼ一晩中夜空を照らすため、条件はよくなく、観測が予想される流れ星の数は1時間あたり5~10個程度。流れ星は空全体に飛ぶため、月から離れた方向を中心に広く空を見渡すことを勧めている。