日本英語検定協会(英検協会)は2020年5月28日、「英検CBT」について実施回数や実施エリアを大幅に拡充すると発表した。8月実施分から、全国47都道府県に1か所以上のテストセンターを配置し、原則として毎週土日、一部会場では平日や祝日も試験を実施する。 英検CBT(Computer Based Testing)は、コンピューター上で受験する新方式の英検。英語4技能を1日で受験でき、合格すると従来の英検と同じ資格が得られる。 これまでは、全国15都道府県で毎月1回の日曜日開催としてきたが、より多くの受験者に受験機会を提供できるよう、実施エリアを全国に拡大。全47都道府県に1か所以上のテストセンターを開設し、8月実施分から原則として毎週土曜日・日曜日に試験を開催。一部会場では、平日や祝日も実施する。8月実施分の申込期間は、6月15日午後6時から6月30日午後5時まで。 このほか、英検協会では「英検2020 1day S-CBT」について、7月実施分(7月23日~31日)の申込期間を6月15日午前10時までに延長する。8月実施分については、6月15日午後6時から6月30日午後5時まで受け付ける。 「英検CBT」「英検2020 1day S-CBT」の具体的な試験日程や実施エリアなどは、6月11日をめどに英検Webサイトで公表予定。4月・5月分の試験延期に伴う振替対象者の申込期間は、8月実施分から一般申込と同日程となる。