進研ゼミ「実力診断テスト」10万人突破…申込率1位は埼玉

 ベネッセコーポレーションの進研ゼミは、自宅でも受験できる「実力診断テスト」を2020年5月20日より無償で実施している。6月4日時点で10万人以上が申込み、埼玉県からの申込率がもっとも高いことがわかった。

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全国実力診断テストと個別復習ドリル
  • 全国実力診断テストと個別復習ドリル
  • 実力診断テストの申込率(学年別・都道府県別)
 ベネッセコーポレーションの進研ゼミは、自宅でも受験できる「実力診断テスト」を2020年5月20日より無償で実施している。6月4日時点で10万人以上が申込み、埼玉県からの申込率がもっとも高いことがわかった。

 「全国実力診断テスト」は、進研ゼミの会員・非会員を問わず、すべての小中学生を対象に、自宅で実力診断テストを無償で実施している。また、テスト後には診断結果にあわせて個人用にカスタマイズされた「個別復習ドリル」をテスト結果とあわせて無償提供。提供期間は5月20日~7月中旬を予定している。

 無償提供開始の発表後、進研ゼミに「休校中はどのくらい子どもが勉強できているかわかりにくいから助かる」「全国規模で実力がわかることで学力を底上げできそう」「テスト結果に合わせてカスタマイズされた個別復習ドリルが良い」など、多くの声が寄せられた。

 実力診断テストの申込率は、都道府県別にみると「埼玉県」がもっとも高く、「神奈川県」「千葉県」など、休校や緊急事態宣言が長期化した都道府県から申込率が高い傾向にあった。また、学年別にみると、「小2」が14.8%ともっとも高く、「小4」12.4%、「小5」「小6」それぞれ11.8%、「中3」11.5%などが続いた。

 進研ゼミ中学講座 商品責任者の山根伊都子氏は、「今回の『実力診断テスト』は前学年の学力の定着をはかれるものになっています。多くの学校で復習を中心にプリントでの宿題は出され、子どもたちは自分なりにこの環境下でできることに取り組んでいますから、このテストを受けることで、まずはできることを実感して自信につなげてもらいたいと考えています。そして、ニガテなことを明確にし、テスト結果に応じた個別復習ドリルで取り組むことで、新しい学年の学習にもお役立ていただけると嬉しいです」とコメントしている。
《工藤めぐみ》

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