新卒カレッジ、コロナ禍の大学4年生の就活を最後までサポート

 ジェイックは、新卒就職支援サービス「新卒カレッジ」で2021年卒業予定学生向けの就職後期支援を2020年9月1日より開始する。同社が8月に実施したアンケートでは、2021年卒業予定の学生のうち約9割が「内定が出るまで民間就活を継続する」と回答している。

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 ジェイックは、新卒就職支援サービス「新卒カレッジ」で2021年卒業予定学生向けの就職後期支援を2020年9月1日より開始する。同社が8月に実施したアンケートでは、2021年卒業予定の学生のうち約9割が「内定が出るまで民間就活を継続する」と回答している。

 ジェイックが8月1日から3日に行った「Web面接に関するアンケート」(回答者数157名)によると、就職活動を継続している2021年卒業学生のうち約9割が「内定が出るまで民間就活を継続する」と回答している。

 就職後期支援とは、9月以降、大学4年生の3月31日まで行う就職支援のこと。大学側は夏以降、大学3年生の就活対策講座やインターンシップ支援を行っているため、大学4年生の支援に力を入れることが難しい状況にある。全国59校の私立大学と提携(2019年1月時点)しているジェイックは、大学4年生の秋以降の就職支援に悩む大学があることから、就職後期支援を実施する。

 コロナウイルス感染拡大による影響で、企業の内定出しが例年よりも遅く、公務員試験実施も延期されるなど、学生にさまざまな影響が出ている。ジェイックへ相談に来た学生からは、「終わりが見えないため不安」「就活期間が長くモチベーションが保てない」「募集が少なくなっているため、内定がもらえるか不安」といった声があがっている。大学のキャリアセンターからも、「今年は例年以上に学生からの問合せが多い」「大学としても就活全体の動きがつかめておらず、アドバイスが難しいときもある」という相談が届いているという。

 後期支援に強い新卒就職支援サービス「新卒カレッジ」では、大学4年生に対し、就職後に必要なビジネスマナーを教え、企業研究など面接対策を行ったうえで、1度に15社前後の企業と面接ができる集団面接会を開催する。2013年2月から2019年4月までに、延べ2,188人の就職が決定している。

 「新卒カレッジ」では現在、新型コロナウイルス感染予防の観点から、就活相談、就活講座、集団面接会などのサービスをすべてオンラインで提供している。オンライン化に悩むキャリアセンターや就職課とも連携し、Web面接対策講座、就職支援講座、学内選考会などをWebサイト上で実施している。
《外岡紘代》

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